Criteoクリテオが実施したゴールデンウィーク(GW)の消費動向に関する調査によると、旅行トレンドは、コロナ禍を経て海外へ旅行しやすくなったものの、依然として国内旅行の人気が高い。購買トレンドではZ世代の約6割が「推し活」をあげた。
今年のGW旅行予定・目的
約26%がGW旅行を計画し、34%は3月最終週の時点で予定が決まっていない。旅行計画者のうち、大多数はレジャー(94%)、または家族や友人の訪問(82%)のために国内旅行をする可能性が高いと回答した。
GW旅行の計画・予約
19%はGW数週間前に計画および予約をし、37%は1か月前、34%が2〜3か月前に計画・予約を実施している。
GW旅行先の決め手
予算(74%)と旅行日数(66%)が旅行先を選ぶ主な要因と回答。一方で、旅行先を選ぶ時に混雑度と気候を考慮すると答えた割合は半数以上(53%)となった。また、今後円高が進んだ場合、GWは国内旅行よりも海外旅行を検討すると回答した割合は24%。ただ大半(69%)は計画を変更しないと回答した。
GW購買トレンド
X世代からZ世代にかけて、「推し活」「お祝い」「プレゼントを贈る」の割合が高い。なかでもZ世代の58%が「推し活をする可能性が高い」と回答した。

Z世代は「推し活」「お祝い」「プレゼントを贈る」割合が高い
GW前とGW期間中に購入する可能性が高いカテゴリーは食品、スナック、ソフトドリンク、アルコール飲料、家庭用品が上位に並んだ。アパレルはGW前の週に購入する可能性が高いと回答した割合が23%で、前年比8ポイント増となった。GW前とGW中を合わせたGW前後にアパレルを購入する可能性があるという回答は同6ポイント増の35%だった。

GW前後にアパレルを購入する可能性があるという回答は前年より高くなった
調査概要
- 調査期間・回答者数:2025年3月27日~28日・1303人 / 2024年3月28日~30日・1227人
- 調査対象:日本の消費者
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オリジナル記事:2025年のゴールデンウィーク、消費者は何する? 購買トレンドはZ世代の約6割「推し活」、高い人気の国内旅行
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