初代編集長ブログ―安田英久

そのセミナー資料、うしろの人にもちゃんと見える? 手元のPCで確認できるツールを作ってみた

シンプルに「資料の文字は○○pt以上」というルールもいいですが、実際の見え方を確認してみませんか?
Web担のなかの人
スライドの文字、小さすぎて後ろからじゃ読めないよ…… あなたのセミナースライド、大丈夫か確認できます!
Thinkstock/iStock/kasto80

PDFを指定して確認できるようになりました。

セミナーで後ろのほうの席に座ると、スライド資料の文字が小さくて読めないことがありますよね。どれだけ良い内容のセミナーでも「文字が小さくて読めない」だけで満足度は下がってしまいます。

あなたが講師としてセミナーするときにそうならないために、「そのPowerPoint資料をスクリーンに投影したときに、後ろの人からどう見えるのか」をシミュレートするツールを作ってみました。

シンプルに「資料の文字は○○pt以上」というルールで作るのもアリでしょう。しかし、実際にはスクリーンが大きければ大丈夫な場合もありますし、どの距離で見るかによって見え方はぜんぜん違います。

ご自分のセミナー資料が後ろの席に座った人からどんな風に見えるか確認したうえで、満足度の高いセミナーにするのにこのツールを活用してください!

このツールは、セミナー会場でのスクリーンの大きさや見る人との距離から計算した画角と同様な表示を手元のPCで再現するものです。厳密にまったく同じ見え方になるとは限りませんが、参考にしてください。

あなたのセミナー資料がどう見えるのかをシミュレートするには、

  • PowerPointやKeynoteのプレゼン資料を、PDF(全体分)または画像(1スライド分)にしたもの

を作っておいたうえで、

  • セミナー会場のスクリーンサイズとアスペクト比
  • セミナー会場のいちばん後ろの席からスクリーンまでの距離
  • シミュレートして見るPCのディスプレイサイズ
  • あなたの目からPCの画面までの距離

の情報を用意して、以下のツールで試してみてください。

1. 確認したいスライドのPDFまたは画像ファイルを指定してください

PPTなどではなく、PDFまたはPNGやJPGなどの画像データをアップしてください

PowerPointでスライドを画像形式で出力するには、[ファイル]>[名前を付けて保存]を選んで、

  • PDFにする場合: ファイル形式で「PDF(*.pdf)」を選択する
  • 画像にする場合:
    1. ファイル形式で「PNG ポータブルネットワークグラフィック形式(*.png)」を選択する
    2. [保存]ボタンをクリック
    3. ダイアログボックスが表示されるのでで「このスライドのみ」を指定
2. 会場の情報を指定してください
3. チェックするこのPCの情報を指定してください
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