シニア世代が続々と“タイミーさん”デビュー? 最高齢はなんと90歳【タイミー調べ】
スキマバイトサービスのタイミーは、「シニア世代のスポットワーク利用実態調査」を実施した。タイミーを利用する60歳以上の働き手1,080名と、60歳以上の働き手とマッチングしたことがある事業所57拠点を対象に調査している。
タイミーで“シニアワーカー”が増加中、最高齢は90歳

まず、タイミーに登録している60歳以上のシニア世代のワーカー数を見ると、2025年4月時点では約30.8万人にのぼり、前年同月比約1.9倍に増加した。65歳以上に絞ってみると約2.0倍に拡大しており、高齢層の就業意欲の高まりがうかがえた。なお、タイミーでの勤務実績がある最高齢の働き手は、2025年9月時点で「90歳」だった。

タイミーを利用する前に仕事探しをした経験について聞くと、「仕事は見つけたが希望する仕事ではなかった(26.4%)」「仕事を全く見つけることができなかった(21.8%)」が合わせて半数にのぼった。その点、面接・履歴書なしで働けるスポットワークは、シニア層が仕事を見つけやすく、働きやすい環境であることがわかった。
飲食や軽作業中心に、シニアの柔軟な働き方を実現
スポットワークをしている理由としては、「自宅から通いやすい場所で働けるから(43.6%)」「空き時間を有効活用するため(39.7%)」「柔軟な働き方ができるから(39.6%)」が上位となった。


具体的にどのような職種で働いているかを聞くと、「軽作業(倉庫内作業)(61.3%)」が圧倒的に多く、ついで「飲食(35.9%)」となった。また、シニアワーカーがタイミーで獲得した「バッジ(働き手のスキルや実績が可視化されたもの)」の種類を見ると、「洗い場(60.4%)」「仕分け(56.5%)」が多かった。
タイミーをきっかけに「長期採用したい」と考える事業者も

シニアワーカーに対し、勤務先から長期就業を打診されたことがあるかを聞くと、43.7%が「はい」と回答した。さらに、11.3%の働き手が、「実際に長期就業をした」と答えている。


また、シニアの働き手とマッチングした経験がある事業者に対し、タイミー利用以前のシニア人材の採用状況について聞くと、「積極的に実施してこなかった」が合計で43.9%にのぼった。
一方で、「タイミーでマッチングしたシニアの働き手を長期採用したい」と思ったことがあるかという質問では、29.8%が「はい」と回答。タイミーの利用を通じ、年齢にとらわれず人材を採用したいと思うようになった事業者も多いことがうかがえた。
調査概要
- 【調査期間】2025年8月20日(水)〜8月27日(水)
- 【調査対象】「タイミー」を利用する60歳以上の働き手
- 【有効回答数】1,080人
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査地域】全国47都道府県
- 【調査期間】2025年8月21日(木)〜8月27日(水)
- 【調査対象】過去2年以内に、タイミーでシニアの働き手とマッチングしたことがある事業所57拠点
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査地域】全国47都道府県
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