新規サイトに、ドメイン名やサイト名を決めるコツは?
ひとりで頑張るSEO担当者さんの悩みに答える本連載。今回の質問は「新規サイトに、ドメイン名やサイト名を決めるコツは?」です。この回答は「ドメイン名とサイト名が同じで、ほかと被らないユニークなものをつけましょう」です。

に対する回答は
「ドメイン名とサイト名が同じで、ほかと被らないユニークなものをつけましょう」です
ドメイン名やサイト名を決めるときの留意事項
今回の質問は「新規サイトに、ドメイン名やサイト名を決めるコツは?」というものです。ペンネーム「ぷに」さんが寄せてくださいました。いつもありがとうございます。
回答としては、まずは「ドメイン名とサイト名が同じで、ほかと被らないユニークなものをつけましょう」というものですが、このほかにもいくつかの留意事項があります。優先順位の高い順にあげてみます。
- ほかとかぶらないユニークなサイト名にする:サイト名は会社名と一致している必要はありません。会社名がありふれたものだったとしても、サイト名はユニークなものをつけることもできます。そうすることで指名検索やサイテーションの獲得で有利になります。
- ドメイン名とサイト名を同じにする:ユーザーにとっての覚えやすさという意味で、ドメイン名とサイト名が一致しているのが望ましいです。具体的には、ドメイン名の空き状況を調べながらサイト名を決めていくといいでしょう。
- 狙うキーワードと完全に一致するドメイン名を避ける:避けたい例としては、たとえば「激安 リフォーム」というキーワードを狙う場合にサイト名を「激安リフォームドットコム」とし、ドメイン名を「gekiyasu-reform.com」のようにするような例です。Google検索の2012年9月のアップデート以降、低品質な完全一致ドメイン名(EMD: Exact Match Domain)がスパム判定されるようになっているためです。
- 企業ならco.jpなど属性型jpドメイン名を使う:これはほぼ都市伝説レベルなので優先順位は高くありませんが、可能なら属性型jpドメインを使用しましょう。そのほうが汎用ドメインを使用するより有利であるという意見もあります。
短く、覚えやすく、発音しやすく、入力しやすい名前を
現在のSEOでサイト名に求められる要件は「ウェブ上で言及されたり、サイト名で検索されたりすること」です。このためには、短く、覚えやすく、発音しやすく、入力しやすいサイト名である必要があります。もちろん先述したとおり、ほかとかぶらないユニークなものであることも重要です。
読み方の難しい漢字や、素直に変換できない当て字、綴りの難しい外国語、やたらと長いサイト名などは避けるべきです。理想は「Google」や「Amazon」や「トヨタ」や「ユニクロ」のように、ユニークで短く発音も入力も簡単なサイト名です。可能な限りこのような名前をつけましょう。
まとめ
実際には、ドメイン名やサイト名を決めるときには、すでに使用していて知られているブランド名があるなどの理由で、理想通りのドメイン名やサイト名をつけることが難しいかもしれません。それでも、どのようなものが理想なのかを知っていれば、それに近づける余地がないかどうか検討できると思います。ドメイン名やサイト名は長く使うものですから、慎重かつ冷静に、理想に近いものをつけてください。
P.S.
本コーナーでは、読者の質問にお答えしています。誰にも聞けずに困っていること、現場で感じるふとした疑問など、どしどし質問をお寄せください。
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