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セミナーin名古屋-3「プロダクトとサービスの融合による経験デザイン」」 からご覧ください。
今回のHCD-Netセミナーin名古屋では、「プロダクトとサービスの融合に
よる経験デザイン」と題して、経験工学(XE: Experience Engineering)の
立場から、プロダクトとサービスの融合的デザインのアプローチについて、
実習をまじえて学習していただきます。現在、UX(User Experience)が
話題になっていますが、講演者は、サービスについてUXと呼ぶことは
不適切と考え*、それをRX(Recipient Experience)と呼び、UXとRXを
統合的に扱う立場を経験工学(XE)として提唱しています。まだ、試論の
段階ではありますが、ISOのTC159/SC4/WG6の国内主査を担当してきた
経験やUX白書の作成に関与してきた経験を元にしています。世界でも
初めての試みですので、皆様方の積極的な参加をお待ちしております。
*注記 たとえば病院において、患者が医師や看護師を「使っている」
というのも、学校において生徒や学生が教師を「使っている」というのも
不適切です。レストランのウェイトレスを客が「使っている」というのも
同様です。このようなサービス場面では、サービスを受容する、
つまりreceiveすると言うべきで、その名詞形のrecipientを使ってRXと
呼んでいる次第です。
■セミナーの趣旨:
セミナーでは、まずUXやXEの考え方を説明した後、XEにおける
プロセスモデルを説明します。そこでは、ユーザのニーズの把握と、
その結果にもとづいたプロダクトとサービスの設計、その情報の
ユーザに対する提供、ユーザにおける期待や予測の形成、プロダクトの
入手とそれに続く短期的利用および長期的利用(UX: User Experience)、
さらに長期的利用におけるサービスの利用(RX: Recipient Experience)、
そして廃棄とその後の印象形成、といった内容について、説明します。
また、ユーザ調査や経験評価の手法についても説明します。
ワークショップでは、ユーザから得られた情報にもとづいてどのように
してプロダクト設計とサービス設計を連携的に行うかについて、
試論にもとづき短時間の実習をしていただきます。
■日時:2013年6月8日(土)13:30~18:00 (13:10 受付け開始)
■会場:愛知工業大学 自由が丘キャンパス
http://www.ait.ac.jp/access/jiyugaoka.html■参加費:HCD-Net会員: 3,000円(学生会員: 0円)、
一般: 5,000円、一般学生:1,000円
■定員:40名(先着順)
■懇親会:(18:30~20:00)希望者のみ
○地下鉄東山線本山駅周辺:場所未定
○懇親会参加費: 3,500円
■セミナー内容
・ユーザビリティからUXへ
・サービスへの展開とRXへ
・RXのプロセスモデルと、プロダクト設計とサービス設計の連携
・実習 ユーザ調査におけるポイント、連携設計におけるポイント、
評価におけるポイント
■講師プロフィール:黒須 正明氏、放送大学情報コース、教授
http://user-engineering.net/masaaki/index.html 1978年早稲田大学文学研究科博士課程で心理学を専攻。
日立製作所に入社、中央研究所で日本語入力方式やLISPプログラミング
支援環境などのソフトウェアシステムの研究開発に従事。1988年同社
デザイン研究所に移り、インタラクションデザイン、ユーザビリティ評価
の研究に従事。1996年に静岡大学情報学部情報科学科教授として赴任、
ユーザ工学の体系化を行う。2001年文部科学省メディア教育開発センター
教授として赴任。現在は、放送大学教授。ユーザ工学の立場から
経験工学(XE)、感性体験、人工物ライフサイクルなど、人間と人工物の
適切な関係のあり方というテーマに取り組んでいる。
学会活動として、APCHI98大会委員長、INTERACT2001大会長、
ICHCD2009,2011大会長、IFIP/TC13委員会日本代表、ISO TC159/SC4/WG6委員、
ISO TC159/SC7/WG6/CIF SG委員などをなどを歴任。現在は、
NPO人間中心設計推進機構の理事長をつとめている。著訳書に
「認知的インタフェース」「ヒューマンインタフェース」
「ユーザ工学入門」「ISO13407がわかる本」「ユーザビリティテスティング」
「ペーパープロトタイピング」「ユーザビリティハンドブック」等
■参加申込方法:
タイトルを「HCD-Netセミナーin名古屋-3」として
以下の内容を
hcdnet_registration@hcdnet.org までご連絡ください。
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氏名:
所属:
電話番号:
メールアドレス:
会員種別: 賛助会員・正会員・学生会員・一般
懇親会: 参加します / 参加しません
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請求書をご希望の場合は本文にその旨と、請求書のあて先と
郵送先をご指定ください。
受付メールを事務局より返信いたします。
参加費の支払い方法の案内は受付メールに記載されています。
受付メールが4、5日(土日祝日を除く)で届かない場合は
事務局にご連絡ください。
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