デザイン費込み100万円の予算でも導入できる商用CMSとは?
承認や世代管理機能などを備えた商用CMSを導入してWebサイトを構築する場合、ライセンス費用だけで100万円以上ということもあるが、デザインやプロジェクト管理費用なども考えると、100万円以下に収めるのは難しいだろう。この記事では、20万円以下で導入可能な公式のアップデート保証も付いた国産の商用CMS、ミックスネットワークの「SITE PUBLIS 3 ベーシックライセンス」を紹介する。
小規模から大規模まで、10年の実績をもつ国産CMS
ミックスネットワークが開発する「SITE PUBLIS 3」は、さまざまな機能を有したブロックを組み合わせてコンテンツ管理を行うのが特徴のCMS(コンテンツ管理システム)だ。CMSのなかには、テンプレートを変更するために、個別開発や独自の編集タグの記述が必要なタイプもあるが、SITE PUBLISではブロックを自由に組み合わせることで、コンテンツの追加や削除、デザイン変更などを簡単に行うことができる。動的コンテンツとして、ニュースやイベントカレンダーなどの最新情報を配信することも可能であり、コーポレートサイトに必要な機能の多くが標準実装されているため、初期コストを抑えつつ、早期に導入できるのも魅力の1つだ。
CMSの開発を開始した2000年から、「規模にかかわらないすべてのWebサイトに適用できるCMS製品開発
」に一貫して進化し続け、大規模サイトや高負荷サイトへの対応、モバイル対応など多くの拡張を行ってきた。CMSというと、Webサイトの管理ツールを思い浮かべる人も多いが、昨今はWeb単体ではなく、商品DBや基幹システムなどとのデータ連携を望む声もある。こうした市場ニーズに応えるように、SITE PUBLISもEC、CRM、独自システムとの連携など、Webサイトの構築からビジネス運用までをサポートするプラットフォームとして、「SITE PUBLIS 3」を完成するに至っている。
ライセンス費用だけでリニューアル予算がなくなる
企業サイトにおいて、自社で更新できるWebサイトを構築したい、コンプライアンスのために承認機能や世代管理機能を導入したいなど、CMS導入に対するニーズは依然として高い。しかし、Webサイト専用の予算を確保している企業は決して多くなく、特に中小企業では予算の関係からCMS導入が難しい場合もある。
たとえば、100万円から200万円ほどのリニューアル予算では、商用CMSのライセンス費用だけで予算を使い切ってしまうことも珍しくない。予算を抑えるために、WordPressを代表とするオープンソースのCMSを導入するケースもあるが、メンテナンスやマニュアル作成など、運営には企業側に高いリテラシーが求められ、結果的に割高になってしまうこともある。企業のポリシーによっては、オープンソースを選択できない場合もある。
こうした悩みは、企業だけでなく実際の制作を担当するWebサイト制作会社も同じだ。制作予算の関係から、本当に必要なCMSの提案をあきらめざるを得ない場合もあるという。こうしたなか、低予算でも導入できるように2010年8月にミックスネットワークが開始したのが、8万円(モバイル版)から利用できる「SITE PUBLIS 3 ベーシックライセンス」だ。
予算100万円でコーポレートサイトに商用CMSを導入
SITE PUBLIS 3のベーシックライセンスは、小規模サイト向けの低価格ライセンスながら、上位ライセンスの基本機能を継承しており、そのパフォーマンスや洗練されたインターフェイスに機能制限はない。管理ページ数やユーザー数は無制限で利用可能であり、公開承認のメール通知、世代管理などの機能を標準で備え、PCサイトとモバイルサイト連携のオプションや年間アップデート保証などを追加しても20万円以下で導入可能であり、デザインテンプレートなどの制作費を含めても100万円以内に収めることができる。
ベーシックライセンスは、10年間にわたる実績と公式のアップデート保証の付いた商用CMSを安価に導入できるとあって、制作会社にも好評だという。低予算ながら、コーポレートサイトに必要な承認機能などを備え、オープンソースの課題である、アップデート保証の有無といった信頼性の面もクリアできる。また、国産CMSということもあり、すばやい対応や日本市場にあわせた機能拡張など、安心感は大きい。公式のパートナープログラムに参加すれば、より安価にCMSを導入したサイト構築も可能だ。
さらに先日、承認ワークフローのオプションが新たに追加されたほか、新たなオプションのリリースも予定されており、サイトの規模や運営体制に応じた拡張も柔軟に行える。もちろん、ベーシックライセンスから上位ライセンスに移行することも可能だ。
予算100万円のWebサイト制作の新規制作やリニューアルでは、テンプレートのデザイン費やプロジェクト管理費を考えると、CMSのライセンス費に使える予算は20万円から30万円ほどが限界だろう。サイトの規模にもよるが、十数ページほどの企業サイトであれば、SITE PUBLIS 3 ベーシックライセンスを用いることで信頼性の高い商用CMSを無理なく導入できるだろう。CMSは導入後もずっと使い続けるため、アップデート保証や将来の拡張性なども気になるところだが、国産で10年以上という豊富な導入実績を誇る点も、CMS選定の大きなポイントとなるはずだ。
SITE PUBLIS 3 ベーシックライセンスのポイント
- 承認機能やアップデート保証を備えた商用CMSのライセンスが8万円から
- デザイン費込み100万円以内でCMSによるサイトを構築
- 機能無制限の試用版を用意
- 国産の商用CMSとして10年の実績
- 企業サイトに必要な多数の機能を標準実装
SITE PUBLIS 3 ベーシックライセンス 製品情報
動作環境
サーバ動作要件
OS | Linux(推奨 Red Hat Enterprise Linux 5 Server) Solaris9、Solaris10 |
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WWW | Apache 2.0.46以降、2.2.2以降 |
DB | PostgreSQL 8.1.x、8.2.x、8.3.x、8.4.x Oracle 10g、11g |
スクリプト言語 | PHP5 5.1.x、5.2.x、5.3.x |
クライアント動作要件
OS | Windows XP、Vista、7 Mac OS X(10.4以上) |
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管理画面対応ブラウザ | Internet Explorer 6以上、Firefox 3.0以上、Safari 4.0、Google chrome 4.0(Windows版) |
公開ページ表示ブラウザ | Internet Explorer 6以上、Firefox 3.0以上、Safari 3.0以上、Opera 9以上、Google chrome 4.0(Windows版) |
製品価格
SITE PUBLIS 3 ベーシックライセンス/パッケージ価格(税別)
製品 | 製品価格 | 年間アップデート保証 |
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SITE PUBLIS 3(PCサイト用) | 120,000円 | 12,000円 |
PUBLIS Mobile 3(モバイルサイト用) | 80,000円 | 8,000円 |
SITE PUBLIS Pack 3(PC/モバイル連携管理用) | 160,000円 | 16,000円 |
SITE PUBLIS 3 ベーシックライセンス/SaaS価格(税別)
製品 | 初期開設費用 | 年額 |
---|---|---|
SITE PUBLIS 3(PCサイト用) | 60,000円 | 48,000円 |
PUBLIS Mobile 3(モバイルサイト用) | 40,000円 | 36,000円 |
SITE PUBLIS Pack 3(PC/モバイル連携管理用) | 80,000円 | 60,000円 |
SITE PUBLIS 3 ベーシックライセンス/オプション価格(税別)
承認ワークフローオプション | 400,000円 |
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問い合わせ先
株式会社ミックスネットワーク
- 設立:1997年8月7日
- 代表者:代表取締役 吉川 隆二
- 住所:【東京本社】東京都千代田区神田錦町3-16-11 エルヴァージュ神田錦町3F
【福岡本社】福岡市博多区博多駅東2-6-26 安川産業ビル8F
【関西支社】大阪市北区豊崎2-10-17 サン・オークスビル405 - URL:http://www.micsnet.co.jp/
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