Google 広告がWebとアプリの連携を強化。YouTube 広告でも「Web to App Connect」が利用可能に

Web広告とアプリをつなぐディープリンクが対象範囲を拡大。Google 広告の管理画面もアップデート。

Google 広告は9月5日、Web広告とアプリ広告の連携を強化する新機能を発表した。これにより、Webとアプリをまたぐ広告運用がスムーズになり、ユーザーに一貫性のある広告体験を提供することが可能となる。具体的なアップデート情報は以下の通りだ。

Google 広告のアップデート:Webとアプリの連携を強化する新機能

「Web to App Connect」がYouTube 広告でも利用可能に

YouTube 広告の「Web to App Connect」

これまで、検索広告やP-MAX、ショッピングキャンペーンに利用が限られていた「Web to App Connect」の機能が、YouTube 広告・ホテル広告・デマンドジェネレーションキャンペーンにも対象範囲を拡大。

「Web to App Connect」とは、Web広告をクリックしたユーザーを、アプリ内の該当ページにディープリンクで直接誘導できる機能だ。iOS・Androidの両デバイスに対応しており、よりシームレスなユーザー体験を実現する。

特にYouTube 広告では、本機能の導入によりコンバージョン率が平均2倍になった事例も確認されており、アプリのエンゲージメントや収益性の向上が期待される。

 Webとアプリのパフォーマンスを統合した管理画面

①キャンペーン作成・CV設定時に“自動提案”が表示される

キャンペーン作成、コンバージョン設定時にナッジが表示される

新しくキャンペーンを作成したり、コンバージョンを設定したりする際に、アプリ内イベントの最適化に役立つヒントや提案が自動で表示される。

②Web広告とアプリ広告のコンバージョンを一元管理

新しいコンバージョン設定ページ

新しいコンバージョン設定ページでは、アプリとWebのイベントが自動でひもづけられ、コンバージョン全体をまとめて管理できる。

③Web広告とアプリ広告の成果を並べて比較

Web to App Connect の概要カード

ホーム画面に、Web広告とアプリ広告の成果を並べて比較できる「概要カード」が追加された。

「Web to App Acquisition」の測定が可能に

Web広告がアプリに与えた影響を可視化

検索広告やショッピング広告などのWebキャンペーンが、アプリの新規インストールや初回アプリ内コンバージョンにどれだけ貢献したかを可視化できるようになった。これにより、Web広告の成果をより正確に把握することが可能となる。

Web to App Connectの具体的な設定方法については、こちらを参照してほしい。

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