ネットオフ 不正アクセスでカード情報流出 1万件の漏えいか
中古の書籍やCD・DVDなどの通販サイトを運営するネットオフ(本社東京都、黒田武志社長)は10月19日、同社のサーバーが不正アクセスを受け、クレジットカード情報を含む最大1万589件の個人情報が流出した可能性があると発表した。同日、パソコン向けや携帯電話向け通販サイトの運営を停止し、26日現在もサービス提供は再開していない。現時点までにカード情報などの不正利用の報告はないとしている。
流出の可能性があるのは、11年4月1日から12年9月4日までに、ネットオフの携帯電話向け通販サイトで、クレジットカードを使い決済した顧客の個人情報。カードのほか、取引情報も漏えいした可能性があるという。
不正アクセスを受けたのは、携帯電話向けサイトのデータを管理するサーバー。パソコン向け通販サイトの情報なども取り扱っているかは「調査中」(広報担当者)としている。現在、不正アクセスの手法、情報漏えいの可能性を含めた詳細な調査を専門機関と進めている。
携帯電話向けの通販サイトのサーバーが不正アクセスを受けた形跡があったことから発覚。現在、二次被害防止のため、パソコン向けサイトなど全てのウェブサービスの提供を中止している。すでに判明している不正アクセス経路は封鎖した。サイトは現在、不正アクセスに関する告知ページのみが公開されている。
詳細な調査結果は判明次第、「ホームページで公開する」(同)としている。
・ネットオフによるお詫びと報告
→ http://www.netoff.co.jp/info/20121101.html
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