NEC、国内初の顔認識技術を使ったデジタルサイネージをフジテレビに導入
2008/7/17 13:36 マーケティング/広告 | レンサバ/システム
NECはフジテレビに対して、顔認識技術を用いて顧客属性(性別・年齢層)にあわせた広告を電子ディスプレイに配信して効果測定までを行う「デジタルサイネージソリューション」を導入した。顔認識技術を用いた、広告配信・広告価値測定システムの実運用は国内初といい、デジタルサイネージによる広告は、7月19日~8月31日までフジテレビが開催する「お台場冒険王ファイナル」で稼働する。
今回導入したNECのデジタルサイネージソリューションは、広告配信・表示システムと広告価値測定システムを組み合わせたものであり、地域・時間・ターゲット顧客の属性など複雑な条件設定による広告配信や、広告を見た人が関心を示したかなどの広告効果測定を実現するもの。
フジテレビが開催するイベント会場に電子ディスプレイを設置し、併設したカメラ映像から、ディスプレイの前に立った来場者の性別・年齢層を識別して、あらかじめ用意した15種類の広告の中から属性に合わせたものを配信する。同時に、来場者の携帯電話のFeliCaを介して、属性に合わせた電子クーポンを配信し、アトラクション内の店舗でクーポンが実際に使われたかどうかをシステム上で確認することもできる。これにより、きめ細かなターゲティング広告の実現、それによる来場者の購買行動を促進、広告効果測定を実現する。
NEC、デジタルサイネージソリューションに関する情報
http://www.nec.co.jp/solution/video/d_signage.html
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