情報通信、電子機器などの技術に関するコンサルティングを行う日経BPコンサルティングは、企業が運営する800サイトのブランド力を調査する「Webブランド調査2009-4」の結果を9月30日発表した。800サイトのサイトブランド指数平均値は51.6、前回調査の平均値より1.4ポイントダウンで「2007-3」調査以来最大の下げ幅で、スコアそのものも最低値となった。629サイトが前回スコアを下回り、個別項目ではユーザビリティと好感度の下降は1.5ポイントを超えた。調査は今年7月7~26日に実施、5万197人が回答した。
多くのサイトでブランド指数が下がる中、前回調査から5ポイント以上上昇したのは「クックパッド」「楽天トラベル」「Amazon.co.jp」「佐川急便」の4サイト。いずれもアクセス度が4ポイント以上伸び、各回答者の3割以上が「頻繁にアクセス」「時々アクセス」と答えたリピーターで、「ブックマーク登録」「メルマガなどの会員登録」も前回より上昇していた。中でも「クックパッド」はスコアが6.7ポイント、総合順位も122位から42位にアップして上昇ランキング1位となった。好感度や使い勝手の良さなどがリピートにつながり、20代女性のクチコミで広がっている。
日経BPコンサルティング
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