電通、スマートフォンとタブレット端末のユーザー利用実態調査で利用者の9割以上はセットで利用
電通は、15~59歳の男女を対象にスマートフォンとスマートタブレット端末のユーザー利用実態調査を実施。5月21日、調査結果を発表した。その結果、スマホやタブレット端末は、単独ではなくパソコンとセットで用いるときに「便利なスマートさ」を得ることができるという実態が明らかになった。パソコンとスマホ、タブレット端末の普及率はそれぞれ91%、29%、7%で、スマホ利用者とタブレット端末利用者の9割以上は単独ではなく、パソコン、スマホ、タブレット端末のいずれかとセットで利用していた。特にタブレット端末利用者の51%はパソコンとスマホ、タブレット端末をすべて併用していた。調査は3月23~27日に、全国の15~59歳の男女を対象にインターネットを利用して実施。有効回答数は7069だった。
スマホ利用者が音楽を聴く機器のトップはパソコンで63%。ステレオは6%だった。動画を再生する機器も49%がパソコンでトップ。DVDやBDレコーダーは19%だった。スマホのユーザー満足度は高く、利用者の79%は「買い替えるなら次もスマホ」と回答した。タブレット端末利用者の88%も「満足」と回答した。「最も斬新と思う」「最も楽しいと思う」「最も気が利いていると思う」機器に関する質問で「タブレット端末」との回答が最も多かったのはタブレット端末利用者だった。スマホやタブレット端末を用いたコンテンツ利用やネットショッピングはいずれも活発な傾向があった。スマホからのコンテンツ利用とネットショッピング額の合計は平均で毎月6600円で、そのうちネットショッピングで支払う額は5070円だった。タブレット端末利用者の消費額はさらに高く、合計は1万1780円。そのうちのネットショッピング分は7980円だった。
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