米アドビ、eラーニングコンテンツのオーサリングツール最新版「Captivate8」提供開始

一度の作成作業でマルチスクリーン対応のレスポンシブなコンテンツとして提供が可能

米アドビは、eラーニングコンテンツのオーサリングツールの最新版「Adobe Captivate8」の提供を日本を含む全世界で5月20日に始めた、と同日発表した。指導者や教育関係者は、一度作成作業するだけで、機器によってレイアウトが切り替わるマルチスクリーン対応のレスポンシブなコンテンツとして提供できるようになる。プログラミングが不要で、オーサリング作業を大幅に軽減する。モバイル機器などさまざまなデバイスでインタラクティブなeラーニングコンテンツの適切な動作を可能にし、利用度向上につなげられる。

選択したテーマに合わせ、最新のタブレットやモバイル機器での表示用にコンテンツの配置を最適化する。オブジェクトの移動、リサイズ、編集を行い、特定機器向けのコンテンツの微調整も可能。プレビュー機能によって各機器の画面上で実際にどう表示されるか確認できる。位置情報に基づくコンテンツのタイムリーな提供も実現する。学習者はタップ、スクロール、ピンチ、スワイプ動作でコースを進められる。月額2200円(税別)の年間プランでも利用可能。「Adobe Captivate7」からのアップデートは4万4000円(同)となる。

アドビ
http://www.adobe.com/jp/

Adobe Captivate8
http://www.adobe.com/jp/products/captivate.html

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