Adobe Analyticsの面倒な分類や変数の設定をExcelでできる無料ツール「KAISEKI-Assist」、清水誠氏監修でIBSがリリース

Adobe Analyticsをより正しく効率的に運用できる環境を楽にし、解析する前段階の工数を削減する支援ツール
清水 誠 氏

アドビ システムズが提供する高機能アクセス解析ツール「Adobe Analytics」をWeb担当者やアクセス解析担当者が利用するにあたって、面倒な作業を楽にするツール「KAISEKI-Assist」を、インテリジェンス ビジネスソリューションズ(IBS)が2月2日に公開した。

同社の戦略顧問である清水誠氏が監修したツールで、IBSのサイトからダウンロードし、無料で利用できる(利用にはAdobe Analyticsのアカウントが必要)。

Adobe Analyticsは、Webサイトを中心とした顧客の行動を分析し、サイトやマーケティングの改善を行える分析ツール。しかし、高機能がゆえに、設定や運用が比較的難しく、担当者が本来行うべき「分析」「提案」に集中できないという状況も起きがちだ。

そうした問題を改善するために、Adobe Analyticsをより正しく効率的に運用できる環境を楽にし、解析する前段階の工数を削減する支援ツール「KAISEKI-Assist」をIBSが提供した。

分類、設定、セグメント、計測、レポートの5機能を予定

「KAISEKI-Assist」は、5つの機能を予定しているが、現在は次の2機能を利用できる。

それぞれ、Excelで利用できる(Windows版のみ、Excel 2007・2010・2013に対応)。

現在利用できる機能
  • 分類の管理・更新「AutoClassify」

    Adobe Analyticsのカテゴリー(分類)設定をExcelで行い、ボタン1つでAdobe Analyticsに反映できる。

  • 変数設定の管理・更新「autoSDR」

    Adobe Analyticsの計測設定の確認・反映を、わかりやすい一覧画面で行い、ブラウザでAdobe Analyticsの管理画面を行き来しなくても設定・確認できるようにする。

今後は、次のような機能の追加を予定している。

今後予定している機能
  • セグメント管理
  • 計測管理
  • レポート作成
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

eCPM
「eCPM」はeffective Cost Per Milleの略。「有効CPM ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]