動画配信プラットフォーム「MediaPack」にAI機能が追加、動画字幕の生成・翻訳を自動化

従来手作業だった動画字幕の生成・翻訳を、日本語・英語を含む9つの言語で自動化

国産CMS「SITE PUBLIS 4」を提供するミックスネットワークは、同社が提供する動画配信プラットフォーム「MediaPack」に自動字幕生成や機械翻訳を行うAI機能を8月7日より追加すると発表した。

MediaPackは、Microsoft Azureを活用したSaas型の動画配信プラットフォーム。元の動画素材を1つ用意すれば、動画の取り込みや変換、暗号化、配信まで動画配信にかかわるワークフローを自動化してマルチデバイスに配信できる。

AI機能追加のイメージ図
AI機能追加のイメージ図

今回追加されるAI機能は次の2つ。

  • 自動字幕生成機能(Speech to Text)
  • 機械翻訳機能

自動字幕生成機能は、マイクロソフトが提供するキャプション抽出機能である「Media Indexer2」のディープニューラルネットワークにもとづいた音声認識技術を活用。デジタル音声を自然言語に変換し、動画からメタデータを自動で抽出する。

機械翻訳機能は、マイクロソフトが提供するクラウドベースの機械翻訳「Translator Text API」と連携し、生成された字幕を9つの言語に翻訳する。

これらの機能を活用することで、従来1文字ずつ手作業で作業していた動画字幕の生成や翻訳を自動化することが可能になる。それぞれの機能は、日本語・英語を含む9つの言語に対応している。

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