「NAVERまとめ」に著作権管理「Lisah」と作成者の経歴公開「オーサーランク」を導入

ネクストライブラリ、著作物の画像を登録するとAIが自動監視、不正利用を瞬時に検知

LINEの子会社でユーザー参加型検索サービス「NAVERまとめ」を展開するネクストライブラリは、NAVERまとめに著作権管理システム「Lisah(リサ)」と、まとめ作成者の経歴を公開する仕組み「オーサーランク」を試験導入した、と11月29日発表した。テストを通して本格的な運用に向けた準備を進める。Lisahは、著作物の画像を登録すると人工知能(AI)が自動監視を始め、NAVERまとめ上での著作物の不正利用を瞬時に検知し、監視を続ける。オーサーランクは、閲覧者がまとめ記事の信頼性を測る判断材料にする。

これまで著作権を侵害された著作者が削除を求める際に必要だった証明や請求書面がLisahによって不要になり、その場で非表示にしたりキャプション・出典を書き換えたりできる。全ての投稿画像のチェックが可能で、サイズ変更や切り抜きで偽装した画像を含む不正利用の検知率は96%という。登録コンテンツと一致する可能性がある画像を検知すると詳細情報を自動的にリストアップし、著作者に通知する。オーサーランクはLisahと連携して経歴情報などのプロフィル項目を増強し、人物像の表示を可能にする。

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