電通と日本マイクロソフト、ユーザーの視線を検知して広告を出し分ける「人口知能型OOH広告」を提供開始

電通の知見とマイクロソフトのAI「Cognitive Services」を掛け合わせることで実現
岩佐 義人(Web担 編集部) 2017/12/14 12:41

電通と日本マイクロソフトは、交通広告や屋外広告などのOOH広告では初の「リアルタイムオーディエンス分析・効果測定」と「視線検知によるインタラクティブ機能の実装」を実現した「人工知能型OOH広告ソリューション」の提供を開始する、と12月13日発表した。人工知能型OOH広告ソリューションは、電通の知見と画像認識技術に実績のあるマイクロソフトのクラウドベースAI「Cognitive Services」を掛け合わせることで実現した。

人工知能型OOH広告ソリューションは、これまで取得できなかったオーディエンスデータ(リアルタイムな通行量、実際にOOH広告を見た人の性別、年齢、感情など)の可視化や、オーディエンスがOOH広告のどこを見ているのか、に応じたコンテンツの出し分けを、AIを使うことで可能にした。電通と日本マイクロソフトは共同でサービスを拡販し、2018年6月末までに国内5社のOOH広告での採用を目指す。両社は共同でサービスの向上に取り組み、顧客企業ニーズを先取りするOOH広告ソリューションを提供していく。

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