読売新聞がコンテンツマーケティング事業に参入、「YOMIURI BRAND STUDIO」を設立
コンセプトは「Credibility(信頼性)×Creativity(クリエイティビティ)」。読売新聞広告局の記者経験者が質の高い原稿を制作する。
2017/12/14 17:38 サイト制作/デザイン
読売新聞東京本社は、ワン・トゥー・テン・デザイン、エートゥジェイ、グルーバー、ナディアの4社と共同で企業のコンテンツマーケティングを支援するコンソーシアム「YOMIURI BRAND STUDIO」を設立した、と12月14日に発表した。
同コンソーシアムのコンセプトは「Credibility(信頼性)×Creativity(クリエイティビティ)」。コンテンツマーケティングへの需要の高まりを受けて設立したもので、同社の広告局クリエイティブチームの記者経験者が質の高い原稿を執筆する信頼性と、コンソーシアムに参加している各社の先進的なクリエイティビティを生かして、広告主のさまざまなニーズに対応する。
同コンソーシアム参加企業の主な役割分担は次のとおり。広告主への提案や窓口は読売新聞社が担う。
- 読売新聞社: 取材、記事制作、校閲、クオリティコントロール
- ワン・トゥー・テン・デザイン: 全体のプランニング、コンテンツ企画・制作
- エートゥジェイ: オウンドメディア制作、広告制作、ECサイト構築
- グルーバー: 「TRIVER」を利用したコンテンツのデータ分析、レポート提供
- ナディア: Web制作、アプリ制作、ARやVRなどの先進技術
同コンソーシアム チーフプロデューサーの池上吉典氏は、広告主に向けた強みは次の8つだと説明する。
- 信頼性とクリエイティビティ
- 幅広いメディア
- ソーシャル・オウンドメディアにも対応
- イベント運営ノウハウ
- 豊富な人材とリソース
- 読売グループの幅広い資産
- 経験豊富なプロデュース力
- データ解析とレポーティング
記者経験者が質の高いコンテンツを制作するだけでなく、読売グループが保有する商業施設、よみうりランド、読売巨人軍、発言小町(Web)など幅広い資産を利用して制作したコンテンツを活用できることも特徴だ。
同社の広告局ではもちろん従来どおり新聞広告も扱うが、今度は動画などのデジタル広告やオウンドメディアの制作も取り扱う。さらにARやVRを活用した広告制作も視野に入れているとしている。
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