サイバーエージェントが深層学習のABEJAと合併会社を設立、広告クリエイティブの自動生成を推進

広告・集客・購買の一括分析を可能にし、マーケティング活動における購買率向上を実現
岩佐 義人(Web担 編集部) 2018/4/3 18:37

インターネット広告のサイバーエージェントは、深層学習(ディープラーニング)技術のABEJAと共同出資で、広告クリエイティブ自動生成システムの研究開発および、広告接触からリアル店舗購買までの分析を可能にする小売・流通業界向けSaaSの新規機能の研究開発・販売を行う「CA ABEJA」を4月2日設立した、と同日発表した。CA ABEJAはサイバーエージェントの位置情報ターゲティングツール「AIR TRACK」と連携したAIプラットフォーム商品の開発を行うことで、広告・集客・購買の一括分析を可能にし、企業のマーケティング活動における購買率向上の実現を目指す。

CA ABEJAでは、ABEJAが強みとする「IoT」「ビッグデータ」「ディープラーニングなど最先端のAI技術」といったコアテクノロジー展開と画像解析分野のノウハウ、サイバーエージェントの保有するデータを活かすことで、新世代の広告クリエイティブ制作の研究・開発を強化し、最適で大量の高品質な広告クリエイティブ制作を行っていく。サイバーエージェントはこれまでも広告クリエイティブの自動生成に関わる研究・開発を行ってきた。CA ABEJAとは、それぞれの得意領域を活かし、サイバーエージェントグループ全体で、テキストや動画、3DCGなどあらゆる広告クリエイティブ自動生成の研究・開発に努めていく。

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