マーケターの56%がインフルエンサーを活用。課題は「選び方」と「効果」【サイバーエージェント調べ】
サイバーエージェントは国内広告主企業のマーケティング活動におけるインフルエンサー活用状況に関する調査を行った。
2018/6/22 13:03 調査/リサーチ/統計
サイバーエージェントは、国内広告主企業のマーケター115人を対象に、マーケティング活動におけるインフルエンサーの活用状況に関するアンケート調査を行った。
マーケターの56%がインフルエンサーを活用。目的は「拡散」「ブランディング」「サービス/商品への理解」
インフルエンサーを活用したマーケティング活動について、「実施している/実施したことがある」と回答したマーケターは56%。
インフルエンサー・マーケティングの実施目的を複数回答で聞いたところ、「拡散・話題性の創出」が69%、「ブランディング・認知拡大」66%、「サービスや商品への理解を高める」52%となった。
対象メディアは「Instagram」が64%。フォロワー数1万~10万人の「マイクロインフルエンサー」が人気
インフルエンサー・マーケティングの対象メディアを複数回答で聞いたところ、「Instagram」が64%と最多となった。次いで「YouTube」(45%)、「Facebook」(40%)となっている。
インフルエンサー・マーケティング実施時に起用するインフルエンサーのSNSフォロワー数を聞いたところ、いわゆる「マイクロインフルエンサー」に相当するフォロワー数「1万~10万人」との回答が42%を占めた。
この結果についてサイバーエージェントでは「リーチよりもブランディングや欲求喚起を目的とする企業が多いため、高い専門性と良質なフォロワーを抱え、ファンから高い支持を集めるマイクロインフルエンサーを起用するケースが増えている」と指摘している。
課題は「インフルエンサーの選び方」「効果がわからない/測れない」
インフルエンサー・マーケティングの課題を複数回答で聞いたところ、もっとも多く挙げられたのは「最適なインフルエンサーの選び方がわからない」で42%。次いで、「効果がわかりづらい」(38%)、「効果計測ができない」(23%)となった。
調査概要
- 【調査対象】インターネットメディアに関連した広告・マーケティングに関わりのある広告主企業のマーケター
- 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
- 【調査時期】2018年5月〜6月
- 【回答者数】115名
- 【調査機関】デジタルインファクト
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