「5G対応」のスマホを使っている割合は34.5%。米中よりも低い傾向に【MMD研究所調べ】
MMD研究所は、日本、アメリカ、中国に住む15歳~69歳のスマートフォンを所有する男女を対象に、「日米中3ヶ国都市部スマートフォンユーザー比較調査」を実施した。
メイン利用のスマホOS、日本はiPhoneとAndroidが半々
まず、メインで利用しているスマートフォンの種類を聞いたところ、日本は「iPhone」が49.4%・「Android」が50.4%、アメリカは「iPhone」が58.7%・「Android」が41.4%、中国は「iPhone」が33.7%・「Android」が66.3%となった。
5G対応端末の割合、日本34.5%・アメリカ61.9%・中国71.7%
メインで利用している端末の5G対応の有無を聞いたところ、日本では34.5%、アメリカでは61.9%、中国では71.7%が「5G対応端末」であることが明らかになった。
日本ユーザーのiPhone、画面サイズは米中よりも小さい傾向に
続いて、iPhoneをメインで利用している人を対象に、iPhoneの機種を聞いたところ、日本では「iPhone SE(第2世代)」が最も多く16.0%、次いで「iPhone 8」が12.4%、「iPhone 11」が10.2%となった。
一方アメリカでは「iPhone 13 Pro Max」「iPhone 12」「iPhone 11」の順に利用者が多く、中国では「iPhone 13」「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」が人気という結果となった。
シリーズ別でみると、日本では「iPhone 12シリーズ」が19.3%と最も多かったが、アメリカ、中国では「iPhone 13シリーズ」が最多で、アメリカ・中国は日本に比べて、最新のハイエンドのシリーズを利用している割合が高かった。
また、メイン利用しているiPhoneの画面サイズを聞いたところ、日本では6インチ以下のiPhoneを利用している割合が57.8%と、アメリカ、中国よりも2倍以上高い割合であることが明らかになった。
Android派、日本では「SHARP」が29.5%「SONY」が18.9%
続いて、Androidをメインで利用している人を対象に端末メーカーを聞いたところ、日本では「SHARP」が29.5%で最も多く、次いで「SONY」が18.9%、「Samsung」が16.4%となった。
一方アメリカでは「Samsung」が61.0%と圧倒的で、中国では「HUAWEI」が37.4%で最も多く、以下「Xiaomi」「OPPO」と続いた。
調査概要
- 【調査期間】2022年8月23日~8月28日
- 【有効回答】日本557人、アメリカ562人、中国552人
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査対象】日本(東京、大阪)、アメリカ(ニューヨーク州、カリフォルニア州ロサンゼルス、カリフォルニア州サンフランシスコ)、中国(北京、上海)に住む15歳~69歳のスマートフォンを所有する男女
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