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やってくれましたよ、Googleさんが
既に各種メディアでも取り上げられておりますが、Googleが新しい検索結果ページの試験導入を始めました。
誰が見ても明らかに大掛かりなインターフェースの改善となっています。
もちろん、本筋の部分は変わらないのですが、検索ユーザーが欲しい情報をフィルタリングすることで、その精度を増せるというところに、「情報爆発」に対する一つの解決策を見た気がしました。
一見、「bing」の検索結果ページとも似通ったレイアウトともとれますが、ユーザビリティテストや、人間行動の見地から、このフォーマットが導き出されたのでしょうか?
個人的な感想を述べると、検索エンジンを利用するユーザーのモニタ環境が進化し、横幅にゆとりが出ていることも、このレイアウトに踏み切った一つの要因ではないかと推測しています。
フィルタリングなどを行うサイドバー部分と、中央部の検索結果、そして右側の広告と、3層からなるこのインターフェースは、明らかに横幅にゆとりがなければ、窮屈な印象をユーザーに与えることになったはずです。
UI(ユーザーインターフェース)に、強いこだわりをもっているGoogleが、この辺りを考慮しないわけはないでしょうから、現在普及しているモニタの解像度であれば、このレイアウトで問題ないことの裏をとっているに違いありません。
(※Google Analyticsでも、このデータは蓄積できているでしょうし。)
現状の検索においても、検索対象(画像、動画、地図、ブログなど)をフィルタリングすることは出来ますし、「検索ツール」を使えば時間軸でフィルタリングすることも可能です。
新しいところでは、1時間前に更新されたページだけを検索対象にするといった、離れ業も可能にしてくれました。
こういった現状ツールに対して寄せられているであろうレスポンスも、今回のUI改善に生かされているのではないでしょうか?
さて、これまでクドクドとUI改善へ至った要因を探ってきましたが、僕なりに3点その理由があるだろうと考えています。
それは、上記でも記述しました「検索ユーザーのモニタ解像度の向上」、「現状サービスの経験から学んだであろう点のトレース」、そして一番キモだろうと考えている点でもあるのですが、「膨大な情報への対応」だと思います。
検索対象とする情報が多過ぎるのです。
この課題がなければ、そもそも「検索ツール」なんていうもの自体、開発・提供されなかったのではないでしょうか?
「情報が飽和している」という状態は、目的としている情報に辿り着き難いということを意味します。
ユーザーが求めている情報に、簡単にアクセスさせることを目標に掲げているGoogleにとってみれば、スローガンを阻害する問題です。事に当たらなければいけない順番をつけるとすれば、真っ先に対応しなければいけない課題と言うわけです。
まぁ、Googleの思惑は如何にせよ、こういった様々な視点からの検索アプローチや、フィルタリングツールが充実することは、検索ユーザーにとってもありがたいことこの上ないお話なので、どんどんとやっていっていただきたいことではあります。
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