「私はGoogleアナリティクスを使えます」と胸を張って言えるように。アナリティクスレッスンビデオ完全翻訳【②レポートの見方】

Googleアナリティクスレッスンビデオを完全翻訳【②レポートの見方】
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今回は前回の【①ファーストステップ】の続き、【②レポートの見方】の意訳になります。
さっそくいきましょう。

ページビュー数、訪問数、ユーザー数

1,表紙

2,ページビュー
Google Analyticsにおいて、ページビュー数はウェブサイトをロードするたびにページをカウントします。
例えば、あるユーザーがサイトを訪問しページAを閲覧、次にページBを閲覧、そしてまたページAを閲覧してからサイトを離れる場合、ページビュー数は3となります。

3,訪問数
訪問数(またはセッション数)とは、ブラウザとウェブサイト間で相互作用している期間のことを言います。ブラウザを閉じたり30分以上非アクティブ状態が続くと1訪問が終了します。
例えば、Google Analyticsを使用しているGoogleストアを閲覧しているユーザーがいるとしましょう。そのユーザーがサイトの2ページ目を閲覧している時、電話がかかってきました。そしてサイトのどこもクリックしないまま、31分間電話し続けました。
電話を切った後、 さきほどのページから閲覧を再開しました。この場合、Google Analyticsでは2回目の訪問、または新しいセッションとしてカウントされます。
このモジュールでは “訪問数”と “セッション数”は同義語として利用されることに注意してください。

4,ユーザー数
ユーザーは、ランダムユーザーIDを割り当てるGoogleアナリティクスユーザークッキーによって識別され、またそれにユーザーの最初の訪問のタイムスタンプを組み合わせます。ランダムユーザーIDとタイムスタンプの組み合わせにより、ユーザーのユニークIDを確立します。
ユーザーのクッキーについての詳細は後で学びます。

5,ページビュー数、訪問数、ユーザー数の基本
一般的には「ユーザー数」<「訪問数」<「ページビュー数」の形になります。
例えば、1ユーザーがサイトを2回訪問し、合計で5ページビューを生成します。

6,ページビュー数とユニークページビュー数(ページ別セッション)
ページビュー数は、Google Analyticsトラッキングコードによってトラッキングされているページの閲覧数として定義されています。
ユーザーがページ閲覧時にリロードした場合、これは追加のページビュー数としてカウントされます。
ユーザーが別のページに移動した後、元のページに戻った場合も追加のページビュー数としてカウントされます。
ユニークページビュー(ページ別セッション)は、閲覧したページの数を表します。例えば、ユーザーがページAを1回の訪問で3回閲覧した場合、Google Analyticsではページビュー数を”3″、ユニークページビュー数(ページ別セッション)を”1″としてカウントします。

7,ユーザー数、新規とリピーター
ユーザー数は、選択した日付範囲内の各ユーザーを1カウントとし集計したものです。もし選択した日付範囲内に、ユーザーAが5回訪問、ユーザーBが1度だけ訪問した場合、ユーザー数は”2″となります。ユーザーはGoogleアナリティクスユーザークッキーにより識別されていることを覚えておいてください。
“新規とリピーター”レポートは、新規訪問とリピート訪問の訪問数により作成されています。あるユーザーが初めてサイトを訪れた時の訪問は”新規ユーザーからの訪問”として分類され、以前にサイトを閲覧している場合、”リピーターから訪問”と分類されます。
新規訪問数が多い場合はサイトへの誘導に成功していることを示し、再訪問数が多い場合はサイトコンテンツが十分に魅力があることを示します。
“リピートの回数や間隔”レポートで、どの程度の間隔で訪問があるか見ることができます。また、どの程度リピートの回数があるかも見ることができます。このレポートは「ユーザー」→「ユーザーの行動」セクション内で見ることができます。

8,ページビュー数、訪問数、ユーザー数の確認場所
ユーザー数(サイトにアクセスした訪問者の数)は「ユーザー」セクションに含まれています。
訪問数は「ユーザー」セクションと「トラフィック」セクションに含まれています。
ページビュー数は「ユーザー」セクションのサマリーと「コンテンツ」セクションに含まれています。他のレポートのほとんどは、ページビュー数の代わりに訪問あたりのページ数が表示されます。
ユニークページビュー数(ページ別セッション)は「コンテンツ」セクションにだけ含まれています。

9,Thank You!

時間に関する指標

1,表紙

2,ページ滞在時間
ページ滞在時間の算出は、訪問したページのタイムスタンプの比較で行っています。
このスライドの例では、あるユーザーがページAを閲覧、その後ページBを閲覧してサイトから離脱。
ページAのページ滞在時間は、ページBのタイムスタンプからページAのタイムスタンプを差し引いて計算されます。
そのため、ページAのページ滞在時間は1分15秒となります。
この計算をするには、Google Analyticsのトラッキングコードが両方のページ上で実行されている必要があります。
ページ滞在時間を計算するために使用できる後続のタイムスタンプが存在しないため、ページBのページ滞在時間は0秒となります。

3,サイト滞在時間
さて、ユーザーが3ページ目まで閲覧を続けるとします。
2ページ目のページ滞在時間は1分10秒となります。
サイト滞在時間は、2分25秒と算出されます。

4,平均ページ滞在時間と平均サイト滞在時間
平均ページ滞在時間では、直帰数は計算から除外されます。言い換えれば、ページ滞在時間が0秒のものは計算から除外されるということです。
平均サイト滞在時間では、直帰数は計算の一部として扱います。
平均サイト滞在時間を計算するには、訪問数で訪問合計時間を割ります。

5,フラッシュベースのサイト
一部のサイトは、Flashやその他のインタラクティブ技術を広範囲に使用し制作されています。
多くの場合、このようなサイトは新しいページをロードせず、すべてのインタラクションが単一ページ上で行われています。
その結果、直帰率は高く、平均サイト滞在時間は低くなるのが一般的です。
このようなサイトの場合もユーザーは様々なアクティビティを行うので、仮想ページビューまたはイベントが生成されるようにトラッキングを設定したいでしょう。
その方法は「イベントトラッキングと仮想ページビュー」のモジュールで学びます。

6,訪問時の滞在時間と平均サイト滞在時間
訪問時の滞在時間は、滞在していた時間に応じて訪問を分類しています。
グラフは平均サイト滞在時間の代わりに、訪問の全体的な分布を可視化しています。
いくつかの訪問が、平均サイト滞在時間”上回っているか下回っているかどうかを確認することができます。
訪問時の滞在時間は「ユーザー」→「ユーザーのロイヤリティ」セクション内に含まれています。

7,Thank You!

続きの【トラフィック】【コンテンツレポート】は、当方のブログにアップしております。
アナリティクスの勉強にどうぞ役立ててください。
http://www.ms321-co.com/blog/

次回は【③基本】意訳文章をアップします。

記事投稿者

株式会社エムズ
全日本能率連盟登録資格Webディレクター
GoogleアナリティクスIQ
吉永 尚由
http://www.ms321-co.com/

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