新人Webマーケティング担当者が覚えておきたいWeb広告・IT用語
- 編集部の見解や意向と異なる内容の場合があります
- 編集部は内容について正確性を保証できません
- 画像が表示されない場合、編集部では対応できません
- 内容の追加・修正も編集部では対応できません
Web業界では、WebサイトやWebマーケティングにまつわる専門用語が飛び交います。聞き慣れない単語に頭を悩ませている新人Webマーケティング担当者も多いことでしょう。
今回は新人Webマーケティング担当者が覚えておきたいマーケティング用語について、似たような単語の違いを比較しながら説明します。
Webマーケティングで使われる基本的な用語
【目標に関する用語】 KGI、KPI
目標に関する基本用語として、プロジェクトの最終的な到達点となる目標を定量的に示すKGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)とKGI達成の進捗度を定量的に示すKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)の2つがあります。
KPIはKGI達成のために設定された中間目標であり、KPIを1つずつクリアすることにより、最終的な目標であるKGIを達成することが狙いです。
【効果に関する用語】ROI、ROAS
投資したコストに対する利益の割合をROI(Return On Investment:投資対効果)、投資した広告費に対する売り上げの割合をROAS(Return On Advertising Spend:広告費用対効果)と呼びます。ROI(%)は「利益÷投資コスト×100」、ROAS(%)は「広告経由の売り上げ÷広告費×100」で求められます。
【指標に関する用語】CV、PV、IMP、UU、セッション
Webサイトによってもたらされた成果がCV(Conversion:コンバージョン)、Webページが表示された回数がPV(Page View:ページビュー)、広告の表示回数がIMP(Impression:インプレッション)です。
また、Webサイトへの訪問人数がUU(Unique User:ユニークユーザー)、ユーザーがWebサイト内で行う一連の行動がセッションです。なお、一定期間に同じユーザーが何度Webサイトを訪問しても、1UUとしてカウントします。
【費用に関する用語】CPA、CPC、CPM
1件のコンバージョンを得るための広告コストをCPA(Cost Per Acquisition:顧客獲得単価)、1クリック当たりの広告コストをCPC(Cost Per Click:クリック率)、1,000回表示あたりの広告コストをCPM(Cost Per Mille:インプレッション単価)と呼びます。
【割合に関する用語】CVR、CTR
CCVR(Conversion Rate:コンバージョン率)Cは一定期間の来訪者(UU)数に対するコンバージョン(CV)数の割合、CTR(Click Through Rate:クリック率)は表示された広告がクリックされる割合のことです。どちらも広告やWebコンテンツの効果を計る指標として扱われます。
Webページを改善する「最適化」に関する用語
SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)
SEOとは、検索エンジンでWebサイトを検索結果の上位に表示させるための手法です。検索結果に上位表示されることによりセッション数増加が見込めるため、多くの企業がSEOに取り組んでいます。
LPO(Landing Page Optimization:ランディングページ最適化)
LPOは、ユーザーが最初に訪問するWebページ(ランディングページ)のデザインを最適化し、コンバージョン率(CVR)を高める手法です。ランディングページはWebサイトの第一印象を左右するため、LPOはWebマーケティングにおいて重要なポイントです。
EFO(Entry Form Optimization:入力フォーム最適化)
Webサイトではユーザーが入力フォームから問い合わせや登録ができるようになっていますが、入力が煩わしいと感じるユーザーも少なくありません。EFOは、ユーザーが短時間で正確に入力を行えるように入力フォームを最適化することを指します。
ユーザー動向を表す用語「直帰率」と「離脱率」
各ページの直帰率とは、ユーザーが該当ページから次のページを閲覧することなく立ち去ってしまうセッションの割合です。一方、各ページの離脱率とは、該当ページのPVに対して、該当ページがセッションの最後の閲覧ページとなる割合です。
直帰率と離脱率を見ることにより、ユーザーの興味・関心を把握し、Webマーケティング施策に反映させることができます。
おわりに
Webマーケティング施策の効果測定および改善のためにも、最低限、今回紹介したWeb広告やIT用語の意味は把握しておくことが大切です。新人Webマーケティング担当者は打ち合わせや会議の際に困らないよう、知らない用語は意味をしっかり調べることをおすすめします。
インターネット・アカデミーが開催する無料体験レッスンでは、マーケティング用語だけではなくWeb業界についても詳しく知ることができます。さらにWebマーケティングに必須の「Google AdWords」を実践形式で学ぶことも可能です。Webマーケティングを学んでスキルアップやキャリアアップをされたい方は、ぜひインターネット・アカデミーまでご相談ください。
Webマーケティングを学びたい方へ
インターネット・アカデミーでは、「Webマーケティングについて学びたい」「自社サイトの集客力を高めたい」という方に向けた無料体験レッスンを行っています。また、企業研修をご検討の方に向けた無料相談も承っていますので、お気軽にご連絡ください。
■インターネット・アカデミー
https://www.internetacademy.jp/
TEL:0120-746-555
※本記事は、インターネット・アカデミーが運営する「IT業界まるわかりガイド」に投稿された記事です。
https://www.internetacademy.jp/it/marketing/web-marketing/web-advertisem...
ソーシャルもやってます!