EC売上の機会損失につながる「0件ヒット」と今すぐ着手したい対策法

欲しかったものが検索しても見つからなかった…とECサイトを訪問したユーザーを落胆させずに、探したい商品ページに送客するにはどうしたら良いでしょうか?
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EC売上の機会損失につながる「0件ヒット」と今すぐ着手したい対策法

ユーザーが商品を検索した時に、検索結果が0件になってしまう“0件ヒット“。
欲しかったものが見つからなかった…とECサイトを訪問してくれたユーザーは落胆し、そのまま離脱してしまう可能性もあります。さらには、実は探している商品がECサイトにはあるのに、”0件ヒット”となってしまう場合もあるなど、大きな機会損失に繋がっています。

今回は、そんな0件ヒットが発生する要因と、その対策についてご紹介します。

0件ヒットの要因

1 商品情報の打ち間違い
商品名やカテゴリが正確に入力されず、正しい検索結果を得ることができないケース。

2 検索キーワードと商品情報の表記の不一致 
例えば、「かばん」と検索すると40件の商品がヒットするのに、「バッグ」と検索すると0件と表示されるケース。この時、商品はあるのに”0件ヒット”が発生していることになります。

3 商品が発売前である、もしくは完売となった

4 商品の取り扱いがない
そもそもECサイトにてその商品を取り扱っていないケース。実際の店舗では売っているのに、ECサイトでは売っていない「店舗限定商品」などもよくあります。

0件ヒットを未然に防ぐには?

Google アナリティクスなどのアクセス解析ツールを利用すると、0件ヒットとなった検索キーワードを確認することができます。そのキーワードから、先ほど述べたような0件ヒットの要因(取り扱いがない、在庫がない、発売前等)を特定しましょう。ここでは、4つの要因に対応する解決法についてご紹介します。

その1 商品情報の打ち間違い

検索ボックスに、検索キーワードのサジェスト機能を導入しましょう。ユーザーが検索ボックスに文字を入力するたびに、リアルタイムで検索キーワードの候補を表示することで、打ち間違いによる0件ヒットを防ぐことができます。
また、「NaviPlusサーチ」なら、キーワードだけでなく、そのキーワードに関連する商品情報(商品画像など)を一緒に表示することが可能です。また、サジェストされるキーワードも、商品名だけでなく商品のカテゴリやメーカー、ブランドなど商品情報に含まれる各種情報の検索結果に基づいて表示することができます。

その2 検索キーワードと商品情報の表記の不一致

検索ボックスに、類義語登録機能を導入しましょう。「かばん」「バッグ」など同じ意味を持つ複数のキーワードを類義語として登録すると、同一のキーワードとして検索されるようになります。
これにより“商品はあるのに「0件ヒット」 “という事態を回避することができます。

その3 商品が完売となった

完売商品が検索されていたということは、つまり、その商品を買いたいユーザーがサイトを訪問しているということです。該当商品の在庫を補充することで、0件ヒットの解消と売り上げの向上を図れます。

その4 商品の取り扱いがない

0件ヒットキーワードの商品取り扱いがない場合、消費者ニーズのある新たな商品を投入し、ラインナップの拡充を図りましょう。店舗限定商品である場合は、ECでの取り扱いを検討したり、類似商品をレコメンドで表示させましょう。

 

0件ヒット発生後にユーザーの離脱を防ぐには?

仮に0件ヒット対策を実施していたとしても、完売や商品ラインナップの不足等の理由によって、どうしても0件ヒットは発生してしまうもの。そこで、0件ヒットとなってしまった検索キーワードに対しては、代替のコンテンツを用意することにより、ユーザーのサイトからの離脱を防ぎましょう。

その1 次回入荷情報の表示

商品が発売前である、もしくは完売したことにより0件ヒットとなった場合には、その商品の次回の入荷予定情報などを提示することによって、単純な離脱を防ぐことができます。

その2 バナーやリンクの表示

検索キーワードに関連する特集ページがあるのなら、そのバナーやリンクを表示し、導線を作ることによって、ユーザーのサイトからの離脱を減少させることができます。ユーザーの購買意欲を高めるような魅力的な特集ページを用意することができれば、更なる売り上げアップも期待できます。

その他 ご利用ガイドの表示

ECサイトの検索ボックスには、商品に関するキーワード以外にも「送料」や「返品方法」といったサイトの使い方を尋ねるキーワードが入力されることも結構多いもの。そんな時にも、そのキーワードに適した案内ページを表示することによって、サイトの使いやすさも向上させることもできます。

 

一口に0件ヒットと言ってもその要因と対策もさまざま。でも売上の機会損失になってしまうので、お心当たりのあるご担当者様は、一度ご確認いただいてみてはいかがでしょうか?
ナビプラスでは、サイト内の商品やコンテンツの検索についてのお困りごとやお悩みについてのご相談も受け付けております。
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国内EC売上TOP100サイトにおける「サイト内検索」導入調査レポート 
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