多言語版の制作の基本~その6 日本語は主語がなくても大丈夫~

日本語の隠れたコンテキストは、日本語の奥ゆかしさという優しさの面がある一方、翻訳では難ありに…具体的な例をあげ、分かりやすく解説しています。
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿です:
  • 編集部の見解や意向と異なる内容の場合があります
  • 編集部は内容について正確性を保証できません
  • 画像が表示されない場合、編集部では対応できません
  • 内容の追加・修正も編集部では対応できません

前回のコラムで、次の会話を例にしました。

A:「昨日は海に行ったよ」
B:「昨日はレストランにも行ったよ」
C:「いい休暇が過ごせてよかったね。」

今回も、Google翻訳を使ってみたところ、次のような英語になりました。

A: "I went to the sea yesterday."
B: "I went to a restaurant yesterday"
C: "I'm glad I had a good vacation."

日本語はコンテキストに敏感な言語なのかもしれません。
「昨日はレストランにも行ったよ」と「昨日はレストランに行ったよ」は、日本人的にはニュアンスの違いがありますよね。「レストランにも」と聞くと、他にも行ったんだと想像します。
Google翻訳の結果は、この2者は同じ英語"I went to a restaurant yesterday"でした。
Google翻訳という機械翻訳が細かな点を翻訳できていない、という事を指摘したいのではありません。コンテキストによっては、違う意味の英語になって伝わるということです。もし、日本語の隠れたコンテキストが以下のようなものであったら、どうでしょうか?

 

▼続きはこちら▼
https://citrusjapan.co.jp/column/cj-column/l005_202008.html

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

NDA
Non-Disclosure Agreementの略。一般には「秘密保持契約」と ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]