人々の「意識」が世界を作り上げているのだから、マーケティング担当者は人々の意識や価値観に注目すべきである。

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多くの国において人口の分布は似た曲線をたどると言われている。つまり、初期には出生数も死亡数も非常に多い状態。出生数はそのままに死亡数が減少することにより人口が急激に増加する中期。そして、死亡数は減少し続けるとともに出生数が頭打ちになり人口が増えていかない(横ばい)の状態の後期の主に3段階があると言われている。

この傾向はアメリカやヨーロッパでは既に起きていることであり、人口が横ばいの状態が続いているところが多い。もちろん、移民などを受け入れることで改善を図ろうとしているものの、中期の急激な人口の増加という状態ではないことは確かである。そして、この傾向は日本においても同じである。皆さんご存知の通り、日本の出生率は1%台であり欧米と同じような状態になっている。また、いまだ人口が増加し続けている中国・インドにおいても遅かれ早かれ同じような状態になると言われている。

それにしても、なぜ、どの国においても、そのような傾向を示すのであろうか?

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