「不確実な時代のプライシング-価格は企業のメッセージ-」(電子書籍)を読んだ | Insight for WebAnalytics

Insight for WebAnalytics - 2011年10月8日(土) 11:15
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ルディー和子さんのブログ(2011/8/22)でデジタルブックを発売しているということを聞きつけて、先週買って、ダウンロードして、10/2に読んだ。


全体では60ページ強で、物やサービスの価格についての考察をまとめたものだ。松竹梅みたいな話とかよくある話もあり、そんなに新しい話はなかったような気はしたけど、300円でパソコンで2時間も掛からず気軽に読めた。さすがにモニターでずっとよむのはちょっと年寄りにはしんどかったけど、一気に読んでしまった。

商品・サービスの価格設定の話を聞いたり、読んだりしたことのない方、安売り地獄に陥って悩んでいる方は是非読んでおこう。

発行:ご自身
著者:ルディー和子
定価:300円(税込だったかな?)
全62ページ(1ページ39字X36行)

<目次>
1章:消費者には「値ごろ感」などない
2章:不景気なとき高額品を売るのに成功した企業
3章:価格(数字)の神経心理学
4章:価格は企業のメッセージ
5章:不確実な時代のプライシング
6章:ダイナミックプライシング(顧客、時間、場所によって価格を変える)

感心したのは、デジコンカートという仕組みで、簡単にクレジット決済してダウンロードできるので、ユーザーには購入が手軽だったという事。一方自分はデジタルコンテンツを提供する側でもあるので、その視点でみてもなかなか簡単な仕組みのようだ。容量制限があるので、映像のような重いコンテンツは向いていないが、軽いコンテンツを大量に保有しているのであれば、この仕組みで複数のデジタルコンテンツを手軽に売ることができる。

25%のマージンが取られるが、複数のデジタルコンテンツを扱っているなら、これは楽かもしれない。私の場合は、振込みとPayPalだけの対応で1種類のデジタルコンテンツを売っているけど、これは何事も自分で全部やってみるという体験のためにやったという経緯がある。今後は出す量によってはこの仕組みは大変よい選択肢の一つのように思える。

あとは、このデジタルブック自体が価格の話なんだけど、この300円という値付けはやはりいいなあと感じた。実際自分が次に出すデジタルブックの価格は300円~980円でしかあり得ないと考えている。

http://newmktg.typepad.jp/blog/2011/08/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E7%99%BA%E5%A3%B2%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E4%B8%8D%E7%A2%BA%E5%AE%9F%E3%81%AA%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E3%81%AF%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8%E5%85%A862%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8.html

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