TwitterがMicrosoft、Googleと提携交渉 検索につぶやきを取り込み(ITmedia News)
とあるように、
Twitterと検索エンジン大手2社が提携交渉をしていたようですが、
Bing is Bringing Twitter Search to You(Bing Community;英語)
Tweets and updates and search, oh my!(Official Google Blog;英語)
の通り、正式発表しています。
Bingのほうは、(現状はサービス停止してしまっているようですが)、
すでに検索ができたようです。
検索エンジンは、リアルタイム検索に向けた動きを強めており、
特にGoogleはインフラ面や負荷分散などのシステム的な改善に取り組んでクロール力向上に努めているように見えました。
(過去の関連記事:Googleが新しい検索アーキテクチャーのプレビューサイト公開)
そんな中で、Twitter(BingはFacebookもです)のつぶやきが検索できるようになった(なる)わけで、
今までのクロール力強化とともにこちらからもアプローチしてきたな。という感じでしょうか。
個人的には、リアルタイム検索への強化はTwitter対策なのかと思っていたのですが、
それなら提携だけしておけばある程度事が済んでしまうので、
それ以外のニュースサイトやブログなども対象にしていくのでしょう。
また、ページ更新のたびに検索ランクに変動が起こるなんていうことも起こるのかもしれません。
「今ユーザーが必要としているページを、今確実に表示させる」
ということを目標にこれからもどんどん検索エンジンは進化していくのだと思います。
Bingは、その独特なSERPsがTwitterとの提携でどのように変わっていくのか注目だと思います。
オーガニック検索の中にそのまま入れてくるということはなんとなくない気がしますし。
なお、Googleでの検索はもう少し先になる模様。
今のTwitterやFacebookの勢いを考えると、
「Googleに先行している間に、Yahoo!に導入してしまいたい」
という気持ちが働いても不思議ではないのかなと思ったり思わなかったり。。。
いずれにしても、今後も“リアルタイム検索”というキーワードには注目が必要だと思います。
【木村 賢】
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