人気ファッションECサイト「グレイル」を運営するGioの塚原大輝社長が逮捕されたことを受け、同サイトの運営を代行する子会社の代表が6月末にかけて辞任した。
辞任したのは代表取締役の酒井健司氏。後任には二宮潤氏が就任している。6月30日付で「グレイル」内で告知した。
新体制後も現体制を引き継ぎ、販売体制は変更しないとしている。
「グレイル」を巡っては大阪府警生活経済課が6月30日、Gioの塚原大輝社長ら2人を不正競争防止法違反容疑で逮捕した(関連記事はこちら)。今回の子会社代表の辞任は、Gio社長の逮捕が影響したとみられる。
![Gio子会社アートデコの代表が辞任](https://netshop.impress.co.jp/sites/default/files/images/news/2015/news-node1878.png)
6月30日付で「グレイル」内で社長辞任を告知している(画像は編集部がキャプチャ)
現在、「グレイル」の自社ECサイトは運営を継続しているが、楽天店は改装中となっている。楽天によると、「当該関連店舗のユーザー向けサービスについては一旦中止としている」としており、体制を一新して店舗運営の再開につなげる狙いがありそうだ。
Gioが運営する「グレイル」は若年女性向けファッションECサイト。商品企画とブランディングといったメーカー的機能をGioが担当。親会社が企画した商品を、子会社がサイト運営を代行する形態で販売していた。
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オリジナル記事:「グレイル」運営会社Gioの子会社代表が辞任、親会社の社長逮捕が影響か | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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