インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japanはこのほど、社会貢献活動「MOVE by eBay Japan(MOVE)」の一環として、若年女性の支援を目的に活動する一般社団法人若草プロジェクトへ300万円を寄付した。贈呈式に参加したグ ジャヒョン代表取締役は、「支援の輪を広めていく」と語った。
eBay Japan 代表取締役 グ ジャヒョン氏(左)、一般社団法人若草プロジェクト 村木 厚子氏
社会貢献活動は社員の士気向上にもつながる
eBay Japanは若草プロジェクトへの寄付を2022年5月から実施。3年目となる2024年は、これまでの活動を継続しつつ、若草プロジェクトの支援先を広げたり、学校などへの寄付講座の提供を通して、若草プロジェクトが掲げる柱の1つ「ひろめる」を軸に支援の輪がひろがるよう取り組んでいる。
eBay Japanは業績にプラスになると考えて社会貢献活動を行っているわけではありません。ただ、社員にとって自分が所属する会社のイメージ向上やプライドにつながって、仕事をもっと頑張れるようなきっかけになると考えています。引き続き社会貢献活動を継続したり、拡大したりしていきたいです。
寄付贈呈式に登壇したeBay Japan 代表取締役 グ ジャヒョン氏
延べ95施設に合計1400種類以上の衣料品を寄付
eBay Japanは若草プロジェクトが掲げる支援の3本柱「つなぐ」「まなぶ」「ひろめる」に共感・賛同し、ファッションに特化したECサイト「MOVE by Qoo10」(「Qoo10」内で独立したファッションジャンルのECサイト)のローンチにあわせて、社会貢献活動「MOVE」を始めた。
また、「MOVE by Qoo10」で発生する返品衣料品を新品同様の状態に再生し、若草プロジェクトが運営する支援プラットフォーム「TsunAが~る」を通じて支援団体に寄贈している。
次の1年も、若草プロジェクトさまと一緒に大きな支援の輪を広めていきたいと考えています。一人でも多くの方が経済的に自立して豊かな暮らしができるように、今後もさまざまな形で応援していく予定です。(eBay Japan グ氏)
「MOVE」初年度は、若草プロジェクトを通じ、支援の輪をひろげる「つなぐ」をテーマに取り組みを開始し、現在までにのべ95施設に合計1400種類以上の衣料品を、日本全国の少女や女性たちへ贈呈した(2022年5月~2024年8月)。
2年目は、衣料品の支援に加え、「まなぶ」をテーマに支援活動を実施。2024年夏は、高校生などが実際に参加しECの仕組みを学び、体験・見学できるイベントを行った。また、学生などを対象とした夏休み体験の寄付講座 「メガゼミ」も実施した。
2024年もeBay Japanさまに支援いただきありがたく思っています。2016年の若草プロジェクト設立から、活動は8年目となりました。これまでに学んだことが3つあります。
1つ目は、女の子が抱える問題は多様で複雑だということ。2つ目は、相談は自分の状態の変化・違和感に気付き、言葉にして他人に伝え、助けを求める勇気があるということで、ハードルが高いということ。3つ目は、企業の力は大きいということです。eBay Japanさまとの活動で、今までなかなか届かなかった女の子たちの言葉が企業に届いていき、会話が生まれています。
これからの目標は「社会の中に大きな応援団をつくる」ということ。これまで以上に応援していただきたいです。
一般社団法人若草プロジェクト 代表呼びかけ人(元厚生労働事務次官) 村木 厚子氏
社会貢献活動「MOVE」の取り組み
- 一般社団法人若草プロジェクトへの寄付
- 「ひろめる」経験に関する意識調査を実施
- 女性たちの意識について若草プロジェクトと共同で調査
- 衣料品の寄贈
- 「MOVE by Qoo10」で発生する返品衣料品を新品同様の状態に再生し、支援プラットフォーム「TsunAが~る」を通じて支援団体に寄贈する活動を毎月実施
- 経済的自立に向けた「まなび」の支援
- 高校生などを対象に、ECの仕組みや仕事の意義、楽しさについて学ぶ機会と体験の場の提供
- 学生を対象とした学びの寄付講座 「メガゼミ」を提供
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オリジナル記事:ECモール「Qoo10」のeBay Japan、社会貢献活動で若年女性向け支援団体に300万円を寄付。グ代表「支援の輪を広めていく」
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