編集部スタッフの“個人的な”いちおしコンテンツ
編集部スタッフの“個人的な”いちおしコンテンツ
ランキングに引き続き、ここでは編集部の各スタッフオススメの記事を紹介していきたいと思います。それぞれが担当した記事はどれも思い入れがあって、すべて紹介してきたいところですが、お気に入りを上げていくときりがないので、1人3つまでということで紹介します。
アクセス解析のことなら日本一のログ読み男におまかせ
みなさんはじめまして、編集部の池田です。「オンラインマーケティングってなに?」という状態でWeb担の立ち上げとともに編集部にやってきましたが、あっという間に2年が過ぎました。公開直前に、徹夜でニュースをCMSに入力したのも今では良い思い出です。
今ではサイトを運営する立場になり、現場にあるWeb担当者の悩みが身に染みてわかるようになりました。そんな私とWeb担の成長を支えてくれた記事から次の3つをおすすめします。
(編集部 池田)
Webサイトの“見える化”&“カイゼン”講座
平均閲覧ページビューから見えてくるウェブサイトの「目標」私のアクセス解析知識は石井さんのこの連載から始まりました。現実のお店と違って、お客さんの姿が見えづらいウェブではアクセス解析が大きな一歩になります。なかでもページビューやユニークユーザー数を指標とする企業さんは多いでしょう。ハッキリとした数字としで出せるのがウェブの特徴ですが、単純な数値だけでは計れないこと、アクセス解析の奥深さに気づかせてくれます。
[特集]安く! 早く! を実現するサイト制作の発注マニュアル
上位にいくつからランキングしていますが、ぜひ他の記事も読んでほしいといことで、サイト制作の特集をオススメ。ウェブサイト制作会社の視点から制作発注のポイントを解説した記事は、ウェブサイト制作の現場を知るのにもってこいです。提案依頼書(RFP)の作り方はウェブだけでなくいろいろな場面で参考になります。サンプルにある、富士通キッズサイトを参考に実際のサイトを見ると、また違った発見があるはずです。
企業ホームページ運営の心得
心得其の参十「金持ちグーグルと普通のサイト。無料は商売の非常識」中小企業の商売用ホームページの現場から、新米Web担当者に心得を授けるコラム(少々毒有り)。グーグルを筆頭に無料サービスが目立つインターネット。無料にすれば会員倍増! なんて簡単にいけば苦労はないと、幻想をズバッと斬り、商売の厳しさ認識させてくれます。
サイト管理に必要なデザイン知識
皆様、初めまして。Web担当者Forumデザイン担当の唐澤です。Web坦に携わって1年。ウェブの知識はまだまだこれからも学ぶことは多く日々まごまごしておりますが、そんな私がウェブデザインに役立てた記事を3本紹介します
(編集部 唐澤)
居酒屋明日のモバイルほろ酔い語り
iPhone「なにがあっても買うべし! 買うべし!」MacOSの特徴、フォントが奇麗。下のように比べてみるとおもしろいです。iPhoneの話ですが、フォント1つとってもデザインに影響を与えてしまうなと納得した記事でした。
Windows XP IE6.0 MSゴシック
Windows Vista IE7.0 MSゴシック
Mac OSX safari MSゴシック[海外情報]SEOmoz検索マーケティングのニュース&テクニック
行き詰まったときに役立つウェブデザイン8つのノウハウ仕事で行き詰まりイライラ、ウェブデザインに限った事でなくても誰にでも経験あることですよね。それから脱出できる方法を8つ紹介している記事です。デザインで行き詰まったときにはこの記事の箇条を思いだし、リセットしています。
ウェブページ上に表示させる定規。これは本当に使えます!グリッドの色が変えられるので、どんなページにも対応できます。日々の作業には欠かせない物になりました。
Web担当者&社会人なら知っておきたい統計基礎講座
皆さんこんにちは。2周年記念企画と言っておきながら、今月からWeb担編集部の一員となった鈴木です。Web担歴1か月の私が選ぶお勧め記事は以下の3つです!
(編集部 鈴木)
ライバル会社に差をつけるネットビジネス必携プロダクト
「企業で使えるオープンソースCMS一挙12種類解説(機能やインストール/管理の難易度評価付き)」はてブ800オーバーとなった人気記事。多数の方からコメントを頂き、その関心の高さをうかがわせる内容となっています。
リサーチ/データのリテラシー入門―社会人として恥ずかしくない調査統計の基礎知識
「社会人に必要なリサーチ/データリテラシー5原則―調査・リサーチ・統計の基礎その1」続いて、インターネット白書でもお世話になった衣袋さんの統計基礎講座。時に数値も扱うWeb担当者にとってはこのあたりの知識はぜひとも押えておきたいですね。
BOOK REVIEW ウェブ担当者なら読んでおきたいこの1冊
「『ウェブ進化論』著者も感銘を受けたシリコンバレーの金言集/書評『ウェブ時代5つの定理』」最後に、もはや説明不要の梅田さんのビジネス書のブックレビュー。ウェブに限らずこういった書籍やセミナーなどからのインプットを今後も大事にしていきたいものです。
SEMってなに? をわかりやすく解説してくれる
いつも『Web担当者Forum』をご愛読いただきありがとうございます。企画編集部の土屋です。
私が初めてWeb担に関わってから早1年。いまだに専門用語に頭をひねり続ける毎日ですが、そんな中私の勉強を助けてくれた多くの記事の中から3つピックアップしてみました。
(企画編集部 土屋)
成功と失敗を分けるSEMの見極め力 ~検索マーケティングを成功させるには
第1回 SEOは自分でやる?それとも業者に頼むべき?SEMと聞いてまっさきに見たのがこの記事です。記事末尾の「見極めのポイント」が記事のまとめになっており、わかりやすい作りです。連載ロゴがかわいい。
[PR]目指せ収益UP!LPO講座(1)―LPOっていったいなに?
「LPOって……新宿ロフトプラスワンのこと?」と初めて目にした語句に思ったマニアックな方もいらっしゃるかと思います。そんな方にもわかりやすく説明しています。
Web担当者必見! リサーチ データ&市場調査レポート
SEOは認知率48%ながら最大の集客手法/ケータイウェブサイト担当者調査報告書ハイライト#1だんだんとWeb担的な情報に慣れてくると、視野がせまくなってしまいがちです。井の中の蛙にならないためにも、こういった調査データで業界の動向を眺めるのは重要、というわけでピックアップ。
Web担当者の知識と教養を育てる珠玉のキーワード
みなさま、はじめまして。Web担当者Forum編集部の冨岡と申します。
世間一般のアニバーサリーとしては「2周年」なんてとても短期間ですが、全力疾走のドッグイヤーのようなウェブ業界では、盛り沢山過ぎるほどの長期間に感じます。Web担でもかなりの記事が公開されていますが、そのなかから私のお勧めは以下の3つです。
(編集部 冨岡)
企画書を光らせる珠玉のキーワード
ウェブ標準、それは状況や環境に左右されない情報伝達を実現するためのものわかっているようで実はわかっていない重要タームを、いま一度きっちり整理して、その概要や歴史を把握しようというのが「珠玉のキーワード」シリーズ。「ウェブ標準」の回は、その場ですぐ役に立つ、というタイプの記事ではありませんが、Web担当者という立場の皆さんであれば、まさに数年後に「珠玉」となるお宝箱記事だと思います。その他のキーワードは、クリエイティブコモンズ、RSS、RIA、HTML 5、ペルソナデザインなど。
ステップ式! CMS活用 はじめの一歩
手作業のコンテンツ管理を卒業し、サイトを生まれ変わらせようスタートしたばかりの新連載企画ですが、サービス名やその機能を羅列して紹介するのではなく、「どういう手順で導入を進めるのか」「そのときなにが重要ポイントか」など、応用力となる知識を説明していく構成になっています。第2回の「情報収集の方法」も公開間近。以降、社内提案のコツ、RFPとRFIによる製品選定、導入プロジェクトの進め方、既存コンテンツの移行とサイトの切り替え、導入後の運用の順で公開予定。血肉になって役立つ記事を目指していますので、ぜひご一読ください。
SEOmoz
カードゲーム「Werewolf」の現代SEO業界版「スパムを探せ」かなり変化球で個人的な好みのチョイスですが、SEOmozからはこの1本を紹介。日本でも「人狼」(汝は人狼なりや?)の名称でコアなファンに人気のゲームを、SEO業界ネタでやってしまおう!というイベントの紹介記事です。カードの造り込みの凄さ・楽しさ、パーティで限定配布するという戦略、名刺に流用できるデザインなど、「古いと新しい」「アナログとデジタル」「実用と遊び」がほどよくブレンドされて、いろんなビジネスシーンでも応用が利く、“アイデアの核”がある紹介記事だと思います。
“平田祐介”Web担のペルソナはこうして生まれた
(編集部 内藤)
隣の芝は青いのか赤いのか。真っ赤ッかなのは自分のところだけなのか。ウェブ制作業界と自分の明日を考えるためのオススメ記事。
[体験レポート]やってみましたペルソナ作り―これがウェブサイト向けペルソナの作り方だ
編集部全員が体を張って挑んだ渾身のルポ。ここで作ったペルソナが活かされているかどうかは、それ以前と以後の記事を読み比べてみれば、一目瞭然です。
3500記事から選びきれず、そして次のWeb担へ
みなさんこんにちは。編集長の安田です。最近はセミナーなどで講演させていただくことも多くなり、読者のみなさんに直接お会いする機会が増えてうれしい限りです。
Web担でこの2年間に公開した記事は約3500本ほどあるので、「これ」というのを選ぶのがなかなか難しいのですが、技術系の人間でもあり、編集者でもあり、マーケ系の人間でもある私のお気に入りの記事は、こんな感じです。
SEOで効く! 検索エンジンが順位を決定する57個の要因 日米SEOプロ60人のグーグル&ヤフー対応版
Web担の目玉の1つとしてSEOmozの翻訳を開始し、そこからの影響を受けて作った特集。日本のSEOプロの方々にご協力いただいて作ったこの資料は、日本一役に立つSEOの参考データの1つだと自負しています。みなさん、ご協力ありがとうございました!
カスタマーエクスペリエンスで道は開ける~フォレスター・リサーチのWebサイト方法論
御社のサイトは誰のためのもの? これがフォレスターのWebサイトレビュー手法だウェブサイトレビューのメソッドを確立しているフォレスター・リサーチの、しかもペルソナなどのユーザー中心設計に詳しいジョナサン氏の連載をWeb担でスタートできたのは、非常にうれしいことでした。
Webサイトの“見える化”&“カイゼン”講座
サイトの「行き止まり」から見えてくる訪問者を逃がさない導線づくり師匠ともいえる石井氏の連載はどの記事も参考になりますが、特にこの記事の「ユーザーのアクセス経路を考えると、サイトの構造はトップページを頂点としたツリーではなく、“扇形”で考えるべし」という解説にはハッとさせられました。
1人3記事までということですが、編集長特権でさらに。
記事の内容として印象に残っているものとしては、次のようなものがあります。
- 「ウェブサイト向けペルソナの体験レポート」(デプスインタビューやファクトイドの整理など、やってみてわかったユーザー調査)
- 「『平均のひとつ覚え』から卒業 ~社会人なら知らなきゃ恥ずかしい統計の基礎知識」(この記事は不要じゃないかという話になったけれども、無理をお願いして入れてもらった結果、読者ニーズに合っていた)
- 「サイト運営の質を高めるプロジェクト管理手法PMBOK・ITIL/富士通」(ウェブサイトの運営にプロジェクトマネージメント手法というのが発見で、私もこのあとPMBOKの本を買いました)
- 「ストライカーとアシストにみるウェブサイトの『ゴール前』 〜コンバージョン改善の動線設計」(サイトのビジネス目的、サイト構造、アクセス解析など、全体が非常にわかりやすく解説されています)
- 「第6回 サイト価値を最大化するためのトップページ設計術~4パターンの訪問者を想定して作る」(現在、この考えも含めた形でWeb担のリデザインを進めています)
自分でいろいろと開発しておもしろかったものとしては、Yahoo! APIを叩いてデータを蓄積して被リンク数ランキングを出してみたり、JavaScriptライブラリを組み合わせてブックマークレットを作ってみたりなど。楽しませてもらっています。
メディア的な視点でおもしろい試みができたと思っているものには、日経ネットマーケティングさんとMarkeZineさんとの3誌連動の編集長コラムを始められたのが大きいですね。また、クライアントの耳はロバの耳やマンガでわかるWeb著作権などのマンガ記事も、やりたかった試みなので印象が強いですね。稟議書の解説&ダウンロードも、Web担がどんな人向けのメディアなのかを明確に表していて好きです。
あとは、サイドバーを突き破る巨大な表組みを掲載した記事では、はてなブックマークで「笑った」という反応をいただけて、非常にうれしかったのを覚えています。
ほかにもいろいろあるのですが、キリがないのでこれぐらいで。
ちなみにWeb担では、サイトに関してこんなことを実現しようと企画をすすめています。
- 過去の記事を探しやすいように、ナビゲーションや一覧ページ、サイト内検索などをリニューアル
- 編集者もストレスを感じるサイトの遅さをなんとかする
- CMSやアクセス解析など、編集部内に蓄積されているサービスの情報をデータベース化して検索できるように
これ以外にも読者のみなさまのお役に立てる企画を考えているのですが、まず直近で上記のような改善を行う予定です。
編集部一同、これまで以上に、役に立つコンテンツをお届けするよう(そして記事のミスをなくすよう)努めていきますので、これからもWeb担をぜひ、よろしくお願いいたします。
(Web担当者Forum 編集長 安田)
ソーシャルもやってます!