mixi 33.6%、Twitter 28.4%。ユーザーはどんなサイトを見て使っているのか | ソーシャルメディア調査報告書2011
ソーシャルメディア調査報告書2011
市場動向/事業者紹介/ユーザー調査~クロス集計データ付属
『ソーシャルメディア調査報告書2011』 からWeb担の読者向けにピックアップしてデータを紹介するこのコーナー、この記事では、4.3「ソーシャルメディア利用者の利用実態」から、4.3.1「利用中のソーシャルメディア」のデータを紹介する。
利用中のソーシャルメディア
本調査の対象者(なにかしらのソーシャルメディアを利用している人)が利用中のソーシャルメディアを表している。全体では「YouTube」が78.1%でトップであり、「Yahoo!知恵袋」が58.4%、「価格.comの「レビュー」や「クチコミ」」が42.6%で続く。
ジャンル別にみていくと、SNSでは、「mixi」(35.1%)、「GREE」(14.1%)、「Facebook」(13.7%)、「Mobage」(12.7%)の順である。
クチコミサイトや商品等のレビューサイトでは、「価格.com」が42.6%でトップであり、「クックパッド」(29.2%)、「食べログ」(18.4%)、「アットコスメ」(11.1%)と続く。
Q&Aサイトでは、「Yahoo!知恵袋」「教えて!goo」「OKWave」の順である。なお、本調査はgooリサーチのモニターを対象としていることに留意して頂きたい。
一方、アカウントを保有しているソーシャルメディアでは、「mixi」が33.6%で最も高く、「YouTube」(33.1%)、「Twitter」(28.4%)、「Yahoo!知恵袋」(21.7%)となっている。アカウントの保有がサービス利用の条件となっているSNSやマイクロブログが上位になっている。
性年代別にみた場合、どの年代においても最も利用率が高いのは「YouTube」となっている。全体的には、若年層の方が多くのサービスを利用している。
「Twitter」に着目すると、男性では20代が最も利用率が高いが、女性では10代の52.0%が最も高い利用率である。以降、年代が高いほど利用率は低下する。
SNSに着目すると、どの年代においても4つのメジャーサービスのうち「mixi」が最も利用率が高い。ただし、「GREE」や「Mobage」のそれぞれの年代の中で年代別の利用率を比較すると、10代の利用率が最も高い比率となっている。
「食べログ」「アットコスメ」「クックパッド」はサービスの特徴上、女性の利用率が高い。
「教えて!goo」は男女とも50代60代以上で高い比率である。
自宅からインターネットを行っている13歳以上の男女個人のうち、ブログ、SNS、マイクロブログ、動画共有サイト、ライブ配信サイト、Q&Aコミュニティー、クチコミや商品等のレビューサイト、掲示板のいずれかのサービスを利用している人
対象地域 | 岩手県、宮城県、福島県を除く44都道府県 |
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調査手法 | インタラクティブウェブ調査 |
サンプリング | NTTレゾナント株式会社gooリサーチの保有するアンケートパネルから条件抽出によるメール配信、アンケートサイトへの誘導。 |
有効サンプル数 | 有効回答数1,059 |
調査期間 | 予備調査2011年5月13日(金)~ 本調査2011年5月26日(木)~2011年5月29日(日) |
この記事は、書籍 『ソーシャルメディア調査報告書2011』 の内容の一部を、Web担の読者向けに特別に公開しているものです。
2000年中盤から急速に普及したブログやmixiといったソーシャルメディアは、いまやインターネットの中核ともいえる存在となり、個人のライフスタイルや企業のマーケティング活動において無視できない重要なメディアとなっている。さらに2010年からはTwitterや実名制のFacebookといった新しいソーシャルメディアの急成長や、ソーシャルグラフ(人と人との関係性)を活用したソーシャルアプリビジネスの台頭、スマートフォンなどのモバイルデバイスの急速な普及による利用機会・利用場所の拡大などもあり、近年、ますますソーシャルメディアの重要性は増しつつある。
そこで本書では、Twitter、Facebook、mixi、モバゲータウン、GREEなどの各ソーシャルメディアを個人ユーザーがどのような目的でどのように利用しているのか、実際にソーシャルメディアを利用している個人ユーザー1059人へ詳細なアンケートを行い、調査結果の単純集計、クロス集計結果を掲載・解説している。調査結果は、プレゼンなどにすぐ使えるよう、エクセル形式でCD-ROMにも収録している。
また、ソーシャルメディア活用の最新動向、ソーシャルアプリビジネスの最新動向と今後の展望、米国・中国・日本の代表的なソーシャルメディアプラットフォーム事業者の紹介などをまとめ、今後のソーシャルメディアビジネスを展望する。
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