育成ゲーム45.9%、シミュレーションゲーム23.3%。ユーザーが好むソーシャルアプリ | ソーシャルメディア調査報告書2011
ソーシャルメディア調査報告書2011
市場動向/事業者紹介/ユーザー調査~クロス集計データ付属
『ソーシャルメディア調査報告書2011』 からWeb担の読者向けにピックアップしてデータを紹介するこのコーナー、この記事では、4.4「SNSの利用実態」から、4.4.10「現在よく利用しているアプリのジャンル」のデータを紹介する。
現在よく利用しているアプリのジャンル
現在もよく利用しているアプリのジャンルでは、「育成ゲーム」が45.9%で最も高く、「シミュレーションゲーム」が23.3%、「パズル」が14.0%、「学習・クイズ」が11.6%で続く。
性年代別に見ると、多くの年代でも「育成ゲーム」が最も利用されているが、男性10代では「シミュレーションゲーム」が35.0%で最も高く、男性40代でも同様である。男性10代でどのジャンルのアプリも利用率が高めである。
利用しているSNS(複数回答)別に見ると、どのSNSユーザーも「育成ゲーム」が最も高く、「シミュレーションゲーム」が続く傾向は変わらない。全体的には傾向は同じであるが、Facebookユーザーで「学習・クイズ」や「コミュニケーション」が、Mobageユーザーで「パズル」が、他より高めの比率である。
自宅からインターネットを行っている13歳以上の男女個人のうち、ブログ、SNS、マイクロブログ、動画共有サイト、ライブ配信サイト、Q&Aコミュニティー、クチコミや商品等のレビューサイト、掲示板のいずれかのサービスを利用している人
対象地域 | 岩手県、宮城県、福島県を除く44都道府県 |
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調査手法 | インタラクティブウェブ調査 |
サンプリング | NTTレゾナント株式会社gooリサーチの保有するアンケートパネルから条件抽出によるメール配信、アンケートサイトへの誘導。 |
有効サンプル数 | 有効回答数1,059 |
調査期間 | 予備調査2011年5月13日(金)~ 本調査2011年5月26日(木)~2011年5月29日(日) |
この記事は、書籍 『ソーシャルメディア調査報告書2011』 の内容の一部を、Web担の読者向けに特別に公開しているものです。
2000年中盤から急速に普及したブログやmixiといったソーシャルメディアは、いまやインターネットの中核ともいえる存在となり、個人のライフスタイルや企業のマーケティング活動において無視できない重要なメディアとなっている。さらに2010年からはTwitterや実名制のFacebookといった新しいソーシャルメディアの急成長や、ソーシャルグラフ(人と人との関係性)を活用したソーシャルアプリビジネスの台頭、スマートフォンなどのモバイルデバイスの急速な普及による利用機会・利用場所の拡大などもあり、近年、ますますソーシャルメディアの重要性は増しつつある。
そこで本書では、Twitter、Facebook、mixi、モバゲータウン、GREEなどの各ソーシャルメディアを個人ユーザーがどのような目的でどのように利用しているのか、実際にソーシャルメディアを利用している個人ユーザー1059人へ詳細なアンケートを行い、調査結果の単純集計、クロス集計結果を掲載・解説している。調査結果は、プレゼンなどにすぐ使えるよう、エクセル形式でCD-ROMにも収録している。
また、ソーシャルメディア活用の最新動向、ソーシャルアプリビジネスの最新動向と今後の展望、米国・中国・日本の代表的なソーシャルメディアプラットフォーム事業者の紹介などをまとめ、今後のソーシャルメディアビジネスを展望する。
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