セキュリティソリューションのセキュアブレインは、同社が運用する、無料のウェブセキュリティサービス「gred(グレッド)でチェック」で収集した情報を、同社の運営するセキュアブレイン先端技術研究所で分析した「セキュアブレイン gredセキュリティレポートVol.8【2010年2月分統計】」を3月24日に発表した。それによると、今年2月に「危険」と判断されたウェブサイトの数は3640件で、企業ウェブサイトの改ざん被害はさらに深刻度を増していることが分かった。また、大手日本語検索サイトのフィッシングサイトが急増していることも明らかになった。
gred でチェックは、確認したいウェブサイトのURL を入力するだけで、セキュアブレインが独自に開発した解析エンジンが、ブ ラックリストを使用せず短時間で解析し、そのウェブサイトが「安全(Safe)」か「危険(Danger)」を判断するウェブサービス。「危険」と判断されたサイト数は、今年1月の3954件よりやや減少したものの、3640件でここ6ヶ月の期間中2番目に多い件数。
脅威別検知数では「フィッシング詐欺」がもっとも多い1578件で、「不正改ざんサイト」が1140件だった。また、サイトを不正改ざんするガンブラーの被害にあったサイトの内訳では、企業が82.1%で、サイトで使用されていた言語は「日本語」が97.3%だった。
また、2月の統計では、フィッシングサイト検知数に占める「大手日本語検索サイトを騙ったフィッシングサイト」の割合が増加傾向にあることが分かった。
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gredでチェック
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