大日本印刷とエムズコミュニケイト、女性誌の媒体特性と購読者の意識・行動に関する調査を実施
大日本印刷と、その子会社でコンサルティング事業のエムズコミュニケイトは、TVやインターネットなど他メディアと比較した女性誌の持つ媒体特性や、女性誌購読者の掲載広告に対する意識・態度、購読者と、非購読者のライフスタイル・価値観の違いなどについて調査を実施、12月13日に結果を発表した。それによると、15~34歳女性の約半数が、女性誌を3カ月に1冊以上購入。購読者は、女性誌はTVやインターネットなど他メディアと比較して「掲載商品のイメージがよくなる」「ライフスタイルへ影響を与える」媒体であると考えていることが分かった。アンケートは2010年3月に、15~34歳女性4000人を対象にインターネットを利用して実施した。
女性誌を購入しないのは全体の55%、購読者は45%で、3カ月に1~3、4冊を購入する女性が共に10~14%で、5冊以上購入は8%だった。TVやインターネットなどほかメディアとのイメージの違いは、ライフスタイルへの影響や商品イメージの向上が女性誌のほうが高く、影響力が強かった。反面、商品の詳しい情報などについては検索性や利便性でインターネットが60.1%、皆で盛り上がる話題性ではTVが54.0%と支持を得た。
また、女性誌の購読者は、非購読者に比べ1カ月に使う金額が、ファッション、化粧品で約2倍、バッグ・靴、ジュエリー・アクセサリーにおいては2倍以上で、これらの商品群での購買意欲が強い傾向があった。さらに、購読者は非購読者よりもPC及び携帯のインターネット利用時間がやや少ないが、1ヶ月に使うネットショッピング金額は多いことも明らかになった。
エムズコミュニケイト
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