日本ベリサインとSBIチャイナブランディング、中国人の日系企業ブランドとドメイン名の意識調査
調査対象者の過半数は、中国語ドメイン名のほうがアクセスしやすくなる、と回答
2011/5/28 19:30 調査/リサーチ/統計
情報セキュリティの日本ベリサインと中国向けEC支援のSBIチャイナブランディングは、共同で中国国内に住む中国人消費者を対象に「日系企業ブランドの商標およびドメイン名の保護」に関する調査を実施。5月26日、調査結果を発表した。回答者の過半数は、中国語ドメイン名のほうがアクセスしやすくなる、と回答した。調査は3月15~21日に、日本ブランドと商品に関心の高い19~49歳の中国人男女330人に対し、インターネットを利用したアンケートによって行った。
調査により、中国におけるビジネスには中国語ドメイン名の活用が必要なことが明らかになった。一方、回答者の27.6%は「日系ブランド名の命名が適切でない」と回答し、理由として「ブランド名が中国人にとってなじみにくい」が45.5%、「発音しづらい」が38.8%と、課題も浮き彫りになった。業界別の日系ブランドの総合評価では、自動車業界は「トヨタ」「ホンダ」、コンシューマエレクトロニクスは「SONY」、スキンケア・メイク用品では「資生堂」、医薬品は「サナ化粧品」「肌ラボ」、食品・飲料は「味千」、小売では「無印良品」などが上位に挙がった。
日本ベリサイン
https://www.verisign.co.jp/
SBIチャイナブランディング
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