企業の環境サイト整備状況調査「Eco Site Survey2015」でサントリーが3年連続トップ
ブランドやウェブサイトに関する調査・コンサルティングを手掛ける日本ブランド戦略研究所は、企業の環境サイトの整備状況を調査した結果「Eco Site Survey(エコサイトサーベイ)2015」を3月16日発表した。トップはサントリーで、2位はキヤノン、3位にはブラザー工業が入った。調査は毎年行い、サントリーは3年連続で1位、キヤノンは前年も2位だった。2月時点の219社の環境サイトを対象に、基本情報、サポート、ブランディングの3つの情報カテゴリに関して情報量や掲載方法を調べた。ネット視聴率測定システムによる推定閲覧者数も加味した。
サントリーは「サントリーの愛鳥活動」や「サントリーの水育」など環境ブランディングのコンテンツが充実している。中でも愛鳥活動は、愛鳥家をはじめ野鳥に興味を持つ層に価値のある情報を掲載し、高品質なユーザー体験を提供するコンテンツになっている。キヤノン、ブラザー工業は、専門的な知識がなくても環境について理解しやすいコンテンツを主体にしたサイト構成で、画像も美しく、一般消費者の興味を引きやすいうえ、環境活動への理解を促進しやすい。全体的な傾向では、スマートフォンサイトが増加し、前年の14社から38社に増えた。
30位までの企業は次の通り。
(1)サントリー(2)キヤノン(3)ブラザー工業(4)パナソニック(5)日立製作所(6)三菱電機(7)ダイキン工業(8)富士通(9)トヨタ自動車(10)ソニー(11)パイオニア(12)コスモ石油(13)東芝(14)東京ガス(15)シャープ(16)リコー(17)TOTO(18)資生堂(19)関西電力(20)花王(21)KDDI(22)デンソー(23)コニカミノルタ(24)大阪ガス(25)積水ハウス(26)NEC(27)アサヒ(28)JX日鉱日石エネルギー(29)NTT東日本(30)住友林業
日本ブランド戦略研究所
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