DACがデジタル広告効果の透明化に関する実証実験を開始、ブロックチェーン技術使用

ニューバランスジャパン、メディアジーンの協力を受けてIBMの技術・インフラで実施

インターネット広告のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、デジタル広告効果の透明化に関する実証実験を始める、と4月25日発表した。ブロックチェーンと呼ばれる次世代の取引技術を使用する。日本で初めての取り組みという。実験結果に基づいて改善を重ね、人工知能(AI)なども活用して広告業界全体の取引の透明化を実現するオープンプラットフォームを目指す。広告主のニューバランスジャパン、媒体社のメディアジーンの協力を受け、IBMの技術・インフラで実証実験する。

国内インターネット広告市場でRTB(リアルタイムビッディング)取引が拡大する一方、DSP(デマンドサイドプラットフォーム)、SSP(サプライサイドプラットフォーム)、3PAS(サードパーティーアドサービス)などの複数プラットフォームを利用した広告配信実績レポートデータに対する透明性への課題が出始めていることから実験する。通信環境やブラウザの設定などの影響で広告配信数に差が発生することがあり、第三者の計測ベンダーが判定しているものの、測定方法が統一されていない課題がある。

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