83％の企業がGoogleアナリティクスを利用！ 上場企業が利用しているWebサービスTOP100を公開

オンラインプライバシー通知サービス「DataSign FE」を提供するDataSignは、国内の上場企業3,558社のWebサイトを調査し、企業が利用しているWebサービスを集計した結果を8月30日に公開した。

「DataSign FE」は、Webサイトが訪問者のパーソナルデータをどこに送信しているのかを確認し、経産省や日本インタラクティブ広告協会（JIAA）のガイドラインを遵守する形でWebサイト上に表示できるサービス。今回の調査結果は、同サービス開発の過程で収集したデータを統計的にまとめたもの。

トップはGoogleアナリティクスの83.05％。グーグル系のサービスが上位に並ぶ

利用しているWebサービスでは、Googleアナリティクスの83.05％が突出してトップだった。続いてDoubleClick、Google Developers、Google Fontsと、上位はグーグル系のサービスが占めていることがわかる。

「広告」と「アクセス解析」のWebサービスがよく利用されている

Webサービスをタイプ別に見ると、最も利用されているのは広告で、1社あたり1.6個のサービスを利用していることになる。次点はアクセス解析で、1社あたり1.1個のサービスを利用しているという結果だった。

広告サービスを多く利用しているのは空運業、保険業、銀行業

業種別にどのタイプのWebサービスを利用しているかをまとめたのが次の図だ。広告サービスを多く利用しているのは、上から空運業、保険業、銀行業の順だった。一方で、パルプ・紙、石油・石炭製品、鉄鋼などは、ほかの業種に比べて利用しているWebサービスが少ないことが読み取れる。

業種別・サービスタイプ別の検出数

DataSignのWebサイトでは、「広告」「アクセス解析」「データ収集」などタイプ別にWebサービスを分類したランキングも公開されている。

調査概要

• 調査企画・実施： DataSign
• 調査方法： DataSign FE（DataSign For Enterprise）を用いたクローリングによる調査
• 調査対象： 日本取引所グループの上場銘柄一覧に含まれる企業（2017年7月末時点）
• 調査企業数： 3,558社
• 調査期間： 2017年8月19日
• 調査詳細： https://datasign.jp/blog/datasign-report-201708/