楽天とウォルマートが戦略的提携、新会社を設立して「楽天西友ネットスーパー」を開始

楽天Koboの提供する電子書籍やオーディオブックなどを、量販店として独占販売
岩佐 義人(Web担 編集部) 2018/1/29 7:00

楽天と、米ウォルマート・ストアーズ・インクは、ユーザーへのリーチ拡大とサービス向上を目的に、日本と米国における戦略的提携を1月26日発表した。提携の一環として、2018年度第3四半期(7-9月)に、日本におけるネットスーパー事業の協働運営を開始する。米国においては年内に、ウォルマート社の実店舗や「Walmart.com」で、「楽天Kobo」の提供する電子書籍やオーディオブック、電子書籍リーダーなどを、量販店として独占販売することになった。また、ウォルマート社の日本子会社である西友は、日本においてネットスーパー事業「楽天西友ネットスーパー」を協働運営することを目的に、新会社を設立することに合意した。

楽天と西友は、日本の顧客ニーズに応えるネットスーパー事業を協働で運営していく。具体的には配送能力の拡大、品揃えの拡充、利便性の強化で、配送については西友の実店舗からの配送と、2018年内にネットスーパー専用の配送センターを設け、配送件数を拡大する。利便性の強化としては、楽天が培ってきたECノウハウを活用した、ユーザーにとって利便性の高いサイト構築をはじめ、ビッグデータやAIを活用した最適な商品の提案を行っていく。品揃えについては、生鮮食品や日用品だけでなく、カット野菜や半調理食品、ミールキットなどの簡便商品の品揃えを拡充していくという。

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