データワイズがGPS活用人流分析ツール「Datawise Area Marketer」に階層判別機能追加

ビルの地下1階・1階・2階・3階の階層別集計を実現、ビル入居店舗もGPS分析が利用可能

GPS(衛星利用測位システム)統計データを活用したエリアマーケティング・商圏分析サービス事業のデータワイズは、同社の人流分析ツール「Datawise Area Marketer」に階層判別機能を4月に加える、と3月15日発表した。高さデータを使用し、ビル内の階層別の人流を見分けられるようにする。ビルに入居する店舗をはじめ幅広い事業者がGPS分析を利用できる。

Datawise Area Marketerは、NTTドコモがアプリユーザーの同意で取得し、個人を特定できない形式に加工したドコモGPS統計データと、属性情報を使用。飲食店や小売店が、来店者の時間別人数や属性を統計的に把握して販売促進や営業時間を最適化したり、新規出店の候補地選択に役立てたりできる。分析は建物単位となり、階層別の集計はしていなかった。

「Datawise Area Marketer」の画面イメージ

今回、アプリで取得できる高さデータを活利用して階層を判別する機能を追加。地下1階、1階、2階、3階の階層別の集計を可能にした。これによって例えばビルの1階に入居する店舗だけの来店者数が判別できる。ビーコン(微弱な信号を発信する機器)などの機器設置は不要。建物単位の分析のため利用を控えていたビル入居事業者でも活用できるようになった。

階層判別機能のイメージ
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

D2C
「D2C」(Direct to Consumer)は、商品販売のビジネスモデルの ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]