ReproがASO支援ツール「ASO Insight」の新機能「ASOスコア」で改善施策を自動提案

アプリストア最適化ツールで改善余地を可視化、改善アドバイスに沿った対策が可能に

カスタマーエンゲージメント(顧客とのつながり)事業のRepro(リプロ)は、ASO(アプリストア最適化)支援ツール「ASO Insight」の新機能「ASOスコア」を提供する、と6月8日に発表した。ASO施策の実施状況や、アプリストアの設定内容から客観的な評価指標を自動算出して、各要素区分別の改善余地の可視化と改善施策を自動提案する。「要素別スコア」で改善余地の大きさが一目で確認でき、グラフでスコアの推移も確認できる。

2020年11月から提供するASO Insightは、アプリストアのデータのモニタリングから、データに基づいた設定推奨キーワードの自動提案、ストアページの見せ方の最適化を講じることができるツール。新機能のASOスコアは、客観的なASO施策の評価指標と総合的な改善余地の大きさを示し、各要素別の改善余地の大きさとアドバイスを表示する。競合アプリとの対策状況比較もできるので、自社アプリの伸び幅の把握が可視化される。

ASOは、アプリストアのアプリ詳細ページを最適化して検索順位を上位表示させる施策。詳細ページへの流入数を増やしてダウンロード(DL)率や数を向上させる。アプリ広告配信は従来、米国アップルの「iOS」端末に割り当てる広告識別子の「IDFA」を活用していたが、IFDA取得が制限されたためASOの重要性が増した。ASOスコアで影響度が高い順に対策を講じることで、専門的なノウハウがなくてもDL率や数の向上が可能になる。

「要素別スコア」
要素区分別の改善余地が確認できる
「競合比較詳細」
競合アプリのスコアを最大6つまで比較可能。自社アプリと競合アプリの対策状況がわかる
「改善アドバイス」の表示例
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