読売新聞とテレビ接触データを連携した広告配信プラットフォーム「YxS Ad Platform」開始

2大マス媒体を掛け合わせたデータマーケティングが可能に、広告主の顧客データと連携も

ソニーグループでマーケティング技術事業のSMNと、読売新聞東京本社の協業で進める広告ビジネス「YOMIURI X-SOLUTIONS(略称、YxS=ワイ・バイ・エス)」は、新聞とテレビの2大マスコミ媒体の接触データを連携した広告配信プラットフォーム「YxS Ad Platform」のサービスを7月から始めた、と7月1日に発表した。新聞とテレビの2大マス媒体の接触データを掛け合わせたデータマーケティングが初めて可能になった。

YxS Ad Platformは、読売新聞グループが保有する新聞読者ベースの390万IDのデータ基盤「yomiuri ONE」と、SMNの保有するインターネット接続テレビ780万台の視聴データ「Connected TV Data Bridge(TVBridge)」を連携させた。ターゲット層の読売新聞オンライン上の記事閲覧傾向とテレビ番組の視聴傾向を一元的に把握してデジタル広告の配信に活用でき、新聞広告の最適な使い方やテレビCMの最適な放送時間帯を割り出せる。

デジタルメディアとマスメディアのシナジーを発揮したさせたコミュニケーションプランニングが実現でき、広告主の持つ顧客データや店舗購買データと連携させ、より踏み込んだ効果検証もできる。yomiuri ONEは、「読売ID」(会員数285万人)や読売巨人軍、読売旅行の会員IDを含めた計390万IDの属性と、読売新聞グループ会社の運営するサイトの閲覧属性や第三者情報の推定属性データを蓄積したCDP(顧客データ基盤)。
 

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