バーチャル空間「oVice」が「Microsoft Teams」ステータスと連携、声かけしやすく

oViceのアバター上に表示される絵文字も連動して変更、ユーザー状態の可視化が可能に

バーチャル(仮想)空間「oVice(オヴィス)」開発・提供のoVice(石川県七尾市)は、アバター(自分の分身)で交流する2次元バーチャル空間のoViceと、マイクロソフトのコラボレーションプラットフォーム「Microsoft Teams」のステータス連携を7月11日から始めた、と同日発表した。Teamsのステータス(プレゼンス)が変更されるとoViceのアバター上に表示される絵文字も連動して変更され、各ユーザーの状態の可視化が可能になった。

Teamsのステータス(プレゼンス)情報をoViceのアバター上に絵文字で表示させることができるため、バーチャルオフィス内にいる相手の状況がよりわかりやすくなる。表示される絵文字は4種類で、いずれも会話ができない状態を表す。Teams上でユーザーが変更可能な各ステータス(取り込み中/応答不可/退席中/一次退席中)の場合は、Teams同様のアイコンがoVice上のアバターの絵文字でも表示される。

oViceは、2020年8月にサービス開始。現在までに2000社以上が利用する。バーチャルオフィスとして活用する企業から「カレンダーツールと連携して社員の状態を可視化し、より声かけをしやすい環境を作りたい」という意見が多数あり、連携機能を開発した。Teamsのカレンダー機能や通話機能から「会議中」「通話中」と表示される状態の場合、oVice上のアバターには赤丸内にカレンダーが描かれた絵文字が表示される。

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