アカウントを複数持っているWebサービス、SNSをおさえ最多は「Google」17.0%【ドコモ・モバ研調べ】
NTTドコモ モバイル社会研究所は、Webサービスのアカウント使用状況に関する調査結果を発表した。「2022年一般向けモバイル動向調査」のデータを分析した内容で、7,050人が回答している。
アカウント所有、1個のみでは「LINE」77.5%が最多
まず7,050人のうちスマホケータイ所有者は6,587人。これらの人に、Webサービスのアカウント所有を聞くと、所有アカウント(1個のみ)の内訳では「LINE」77.5%が最も多く唯一7割を超えた。以下、「Yahoo!Japan ID」68.7%、「楽天ユーザID」65.1%、「Googleアカウント」63.6%、「Amazonアカウント」61.2%が上位となった。
2個以上所有しているアカウントについては、「Googleアカウント」17.0%が最多。以下「Twitterアカウント」11.7%、「Instagramアカウント」8.9%とSNS系が並んだ。GoogleアカウントはGmailのために所有しているケースが多いと推測される。
続いて、複数アカウント(複アカ・サブアカ・裏アカ)所有者が多かった「Google」「Twitter」「Instagram」の上位3サービスについて、複数アカウントの所有状況について、あらためて性年代別で集計した。
Googleは、10代の複数アカウント所有者がとくに多く、男女とも半数以上が所有している。一方20代以上は1個のみのアカウント所有という人が多くを占める。男女別では女性の所有率が低く、70代女性では4割超がGoogleアカウントは持っていなかった。
Twitterは、やや年齢が広がり、10代に加え20代も複数アカウント所有者が多い。20代男性の25.5%、20代女性の40.9%が2個以上のアカウントを所有している。そして10代男性の40.1%、10代女性の58.5%が2個以上のアカウントを所有していた。10代女性は4個以上の「Twitterアカウント」所有者も2割超存在する。基本的に若年層は男性より女性のほうがアカウント所有数もアカウント所有数も多い。
Instagramは、10代・20代では複数アカウント所有、30代以上は1個のみアカウント所有という傾向がはっきり分かれる。とくに女性は10代の約7割、20代の約4割が2個以上のアカウントを所有している。
調査概要
- 【調査対象】全国・15~79歳男女、スマホケータイ所有者
- 【調査方法】Web
- 【調査時期】2022年1月
- 【有効回答数】7,050人
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