家族愛が強い都道府県、男性1位「高知県」。では女性1位は? 家族のグループLINE“ある・なし”どちらが多い?【ジブラルタ生命調べ】

「おひとりさま」とも対比。おひとりさまを巡る厳しい現実とは?

ジブラルタ生命保険は、「家族愛に関する調査2022」の結果および「おひとりさまに関する調査2022」の結果を公開した。

「家族愛に関する調査2022」は20歳~69歳の既婚(事実婚含む)男女4,700人が回答、「おひとりさまに関する調査2022」は20歳~69歳の未婚男女4,700人が回答している。

家族愛:7割が配偶者・パートナーとSNSでつながっているが、スマホの見過ぎには注意

まず「自身の家族愛の点数」を100点満点で評価してもらうと、全体平均は「79.8点」で、男性「79.3点」、女性「80.3点」と女性のほうが高い。最頻値では「100点」が最も多かった。都道府県別では男性1位「高知県」84.6点、女性1位「京都府」85.7点など地域差が見られる。

家族関係とネットの関係を見るため、「家族のグループLINEがあるか」を聞くと、59.3%が「ある」と回答。最多は「栃木県」「石川県」が各68.0%、最少は「和歌山県」49.0%と、意外と地域差が大きい。

同様に「配偶者・パートナーとSNSでつながっているか」を聞くと「ある」は71.7%。「子どもとSNSでつながっているか」に対して「ある」としたのは49.3%だった。

一方「配偶者・パートナーに対して“イライラ”することがあるもの」では、「スマホばかり見ている」19.0%が最多だ。特に女性側ほど不満感が高い。

おひとりさま:結婚しない理由「自分は結婚に向かないと思う」33.2が最多

あわせて未婚男女、いわゆる「おひとりさま」に対する調査で「現在の生活に満足しているか」を聞くと、「満足している」52.0%、「満足していない」48.0%とほぼ2つに分かれた。性・都道府県別で見ると満足している人が多いのは、男性1位「奈良県」「大分県」62.0%、女性1位「福井県」「福岡県」68.0%となった。

年代別ではやはり若い人ほど満足している人が多い。自由回答で「独身でいることの良さ」を聞くと、「思い立ったときにすぐ旅行に行けた」「基本的に自分の時間があるのを実感した」「結婚した友人から結婚生活の愚痴を聞いたとき」、「独身ならではの苦労」を聞くと、「クリスマスやお正月のときはいつも寂しさを感じる」「具合が悪いときに介抱してくれる人が誰もいない」といった声が上がっている

そして「結婚しないと思うか」を聞くと、「そう思う」71.0%、「そう思わない」29.0%で、結婚しないと思っている人が多い。20代では4割前後だが、30代以上では半数を超えている。多くの人が“結婚=幸せな生活”とは捉えていないようだ。

そして「結婚していない理由・しない理由」について、全体では「自分は結婚に向かないと思う」33.2%だが、男性は「自分の収入が少ない」33.5%という人のほうが「自分は結婚に向かないと思う」27.7%を上回っている。

家族愛に関する調査概要

  • 【調査対象】20歳~69歳の既婚(事実婚含む)男女
  • 【調査方法】インターネットリサーチ(調査協力会社:ネットエイジア)
  • 【調査時期】2022年10月7日~17日 
  • 【有効回答数】4,700人(男性2,350人、女性2,350人)

おひとりさまに関する調査概要

  • 【調査対象】20歳~69歳の未婚男女
  • 【調査方法】インターネットリサーチ(調査協力会社:ネットエイジア)
  • 【調査時期】2022年10月27日~11月9日
  • 【有効回答数】4,700人(男性2,350人、女性2,350人)
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