マーケティング担当者の約3割が「データの連携が全くできていない」と回答。現在使っているのは「ABMツール」が最多【アタラ調べ】
デジタルマーケティング支援企業のアタラは、「マーケティングデータ活用に関する調査」を実施した。現在マーケティングデータを集計・管理している企業のマーケティング担当者757人が回答している。
約3割の企業が「データの連携は全くできていない」と回答
まず、マーケティングの成果向上におけるデータマネジメントの重要性について聞くと、非常に重要・やや重要を合わせて85.1%が「重要だ」と考えていることがわかった。
一方で、現在のマーケティングデータの管理・活用について聞くと、29.7%の人が「個別にデータが散在し、まったく連携できていない」と回答。ついで「部分的なデータの連携は行われているが、多くのデータはまだ連携ができていない」が同程度となった。
また、現在活用しているマーケティングツールとしては、「ABMツール(Account-Based Marketing):特定の企業や顧客をターゲットにしたマーケティングツール」が29.9%、「BIツール(Business Intelligence):データ分析と可視化を行うツール」が27.7%でツートップとなった。
データ活用・管理における課題は「戦略立案スキルの有無」
データ活用・管理に取り組む際の課題としては、「マーケティング全体の戦略立案」「データ活用全体の戦略立案」「担当する人材の不足」がそれぞれ同程度の割合となった。戦略立案スキルの有無を課題としている企業が多いようだ。
また、プロによるデータ活用促進サポートに興味があるかという質問では、とてもある・ややあるを合わせて83.7%の人が「興味あり」と回答。具体的なサポート企業選びのポイントとしては、「サポート体制」を重視している人が56.9%で最も多く、ついで「資格認定者の有無」「実績(対応社数)」と続いた。
調査概要
- 【調査期間】2024年6月4日(火)~ 2024年6月6日(木)
- 【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMAによるインターネット調査
- 【調査人数】757人
- 【調査対象】調査回答時に企業のマーケティング担当者であると回答したモニター
- 【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
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