私用でのインターネット利用時間、トップは学生が5時間、次いで無職の4.2時間【ドコモ モバ研調べ】

NTTドコモ モバイル社会研究所は、「インターネット利用時間」に関する調査結果を発表した。ICT機器（スマートフォン／タブレット／パソコン）を用いたインターネット利用時間について、15～79歳男女6,110人が回答している。

10代・20代は「1日平均7.3～7.7時間」ネットを利用

まず「1日平均何時間インターネットを利用しているか」を、「仕事・学校でのインターネット利用時間」を横軸、「私用等の仕事・学校以外でのインターネット利用時間」を縦軸として、職業別に集計した。

その結果、仕事・学校での利用時間は「会社員」「自由業」「経営者」「学生」が、1日平均3時間前後と長かった。一方私用での利用時間は「学生」5時間が特に長く、以下「無職」4.2時間、「自由業」3.4時間が続いた。

仕事と私用の両方を合わせた全時間では、「学生」7.8時間がもっとも長く、以下「自由業」7時間、「会社員（事務系）」6.1時間が続いた。

同様に性・年代別に集計すると、仕事・学校での利用時間は「20代」が最も多く、以下「10代」「30代」が続いた。性別で見ると、男性が女性よりも仕事・学校での利用時間が長い。特に30代以上で顕著だ。私用での利用時間は、「20代以下」が男女とも4.5時間以上と長い。これが30代になると女性3.6時間、男性3.3時間と大幅に減少する。

仕事と私用の両方を合わせた全時間では、10代・20代が特出して長く、10代男性7.6時間・10代女性7.7時間、20代男性7.7時間・20代女性7.3時間となっている。一方30代だと男性5.9時間・女性5.7時間とかなり減少する。

また高齢層では、女性は男性よりもインターネット利用時間が短くなっており、男女差が大きかった。

調査概要

• 【調査対象】全国15～79歳男女（スマートフォン／タブレット／パソコンのいずれか1つ以上を利用）
• 【調査方法】Webアンケート
• 【調査時期】2024年1月
• 【有効回答数】6,110人