日本人は何秒まで「沈黙」に耐えられる? 世界基準での長短では何位?【プレプリー調べ】

「沈黙≒ちょっと気まずい瞬間」という感覚は世界共通か。

オンライン英会話レッスンのPreply(プレプリー)は、「沈黙」に関する調査結果を発表した。日本、タイ、アメリカ、ブラジル、トルコなど、世界21か国の男女29,538人が回答している。

「沈黙≒ちょっと気まずい瞬間」という感覚は世界共通のようで、たとえばフランスでは「Un ange passe」(天使が通り過ぎた)といった表現が存在する。一方でその受容の長短は、国別でかなりの違いがみられるという。

日本人は意外と長く沈黙に耐えられる

まず「予期せぬ沈黙から気まずさを感じるまでの時間」を計測したところ、世界的な平均は「約6.8秒」だった。もっとも早く気まずさを感じるのは「ブラジル」で、5.5秒で気まずさを感じていた。陽気なイメージが強いブラジル人は、活発で途切れることのない会話を好む傾向が推察される。

日本は気まずさを感じるまでの秒数は「7.8秒」で、最下位のタイをわずかに上回ったが、比較的長い時間の沈黙に耐えられることが判明した。

沈黙から気まずさを感じるまでの時間

「気まずい沈黙のシチュエーション」について、もっとも早く気まずくなるブラジルと日本を比較すると、「もっとも気まずく感じる沈黙のシチュエーション」では、日本は「見知らぬ人との何気ない会話」36.0%、「初デート」28.7%が上位。一方ブラジルは「人前で話す時」47.7%が上位だった。そのため日本は「場の調和が乱れること」、ブラジルは「自己表現がうまくいかないこと」への不安と考察されている。

もっとも気まずく感じる沈黙のシチュエーション

なお「もっとも気まずさを感じる相手」で、日本は「上司」40.1%、ブラジルは「知らない人」51.7%が最多だった。日本ではそもそも知らない人と話さないため、文化的な違いが根底にあると考えられる。ブラジルでは、恋人との沈黙が気まずいと感じる割合が日本の約2倍なのも同様の理由と考えられる。

もっとも気まずさを感じる相手

調査概要

  • 【調査対象】世界21カ国の男女
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2024年11月20日~12月13日
  • 【有効回答数】29,538人
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