【ライター目線のWeb制作】①ライターに依頼するメリットとは?
- 編集部の見解や意向と異なる内容の場合があります
- 編集部は内容について正確性を保証できません
- 画像が表示されない場合、編集部では対応できません
- 内容の追加・修正も編集部では対応できません
ホームページは文章や画像、映像などコンテンツが命です。どんなに美しいデザインや先進のプログラムを取り入れても、内容が充実していなければ、主役の魅力は伝わりません。雑誌や書籍の編集・執筆をルーツとする私にも、Web制作をお手伝いする機会が増えてきました。ここでは、コンテンツ制作を生業とするライターの目線から、Web制作の現場で役立つ情報を連載します。
第1回:ライターに依頼するメリットとは?
1.読んでおもしろい企画・記事が作れる
雑誌や書籍などのメディアは、内容がおもしろくなければ、誰も買ってくれません。当然ライターも、出版社の要求に応え、興味を持たれる企画や文章を出し続けなければ、仕事はすぐになくなります。厳しい環境で書き続けているライターは高い技術とプロ意識を持っています 。雑誌的な読ませるコンテンツを作りたい場合は、そんなプロフェッショナルに 企画から相談する のがオススメです。
2.魅力が伝わる、理解してもらえる
企業や商品を紹介するWebサイトでは、読者が内容に興味を持っているとは限りません 。まずは、最後まで文章を読んでもらうことが大事ですが、文章が冗長だったり、わかりづらいと、簡単にページを離脱されてしまいます。 飽きや苦痛を極力感じさせず、よく理解してもらえる文章力や構成力 が役立ちます。
3.隠れた魅力を発掘できる
特に中小企業のWeb制作に携わっていると、 「ウチ(の商品)に大した魅力はないよ」 といわれるクライアントさんに、しばしばお会いします。ところが、そんな場合に限って、じっくりお話を聞いてみると、意外な魅力が発見できることが少なくありません。 取材力はライターの一番大事なスキルのひとつです。
4.信頼性が高まる
読みやすく洗練された文章は、それを制作した企業の信頼性も高めます。反対に、間違いやわかりづらい点の多い文章は、せっかく来てくれたユーザーにストレスを与えてしまいます。
5.コンテンツ全体を見直せる/設計できる
本来、ライターの仕事は文章を書くだけではありません。企画を立て特集を構成し、画像や映像、レイアウトも含め、雑誌や書籍、Webサイトを設計することも多くあります。ライターにもよりますが、私自身は、一部の文章を担当するよりも、コンテンツの企画、情報設計など上流からご相談いただいたほうが、力を発揮できるタイプです。
6.手間が省ける
「文章を書くのが苦手」という方は、多いのではないでしょうか? ライターに執筆や取材を依頼すれば、時間のかかる作業を省くことができ、コストダウンにもつながります。
7.早く書ける
ある程度のクオリティで(つまり「特上」ではなく)、コンテンツを早く仕上げたい場合など、おありかと思います。プロのライターは、ぼう大なボリュームの文章を、驚くほどの短期間で書き上げてくれます。
■□■次回予告■□■
今回はライターが力を発揮できるポイントを紹介しました。しかし、ライターと上手に付き合うには、注意するべき点もあります。次回は、「ライターに依頼するときの落とし穴」です。
■□■筆者・小越建典について■□■
小越建典は、都内の編集プロダクションで活躍するライターです。雑誌や書籍の編集、執筆でキャリアを積み、企業Webサイトのライティングも多く手がけます。最近は中小のサイトを中心に、ディレクションまで含めた案件が急増。現在は、出版系のメディアと一般企業のコンテンツを、半々程度の割合で制作しています。
Web制作の現場やコンテンツのあり方に問題意識を持ち、情報発信にも努めています。Webコンテンツ研究所主宰。
ライター・ディレクター 小越建典
Webコンテンツ研究所
MAIL:okoshi@avant-garde.jp
TEL : 050-3632-0545
携帯:080-4118-0545
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